12月17日


弥山に登りました

「年末のガイドが気にはなるけど、ギターの発表会が終わったら一度登ってこよう。」と思っていました。 ただ、予定をは





















































11月19日



極楽寺山に登りました

11月19日、Mr.Texanと極楽寺山に登ってきました。 極楽寺山は廿日市市と広島市佐伯区の境にそびえる標

































































10月 9日



弥山に登りました

話しが前後します。 山頂を経由し大聖院ルート方面に下って仁王門に至りました。 ここでスパッツを脱ぎ捨てようと







































7月19日



弥山登山・大聖院〜休憩所


































4月14日



これも登山といえば登山

オーストラリアから2組のご夫妻がお見えになりました、 シドニーのWoollahraという街にお住いの方々で、以前ご案
内した別の方に聞いたところでは最も美しくて高価な高級住宅街なのだそうです。 日系企業を退職された方、ケータリングを経
営されている方、宗教の先生、こんな方達でした。 皆さんのお宿は宮島では最高級の『岩惣旅館』で、一体どういう人達なんだ
ろうと思っていましたが、「なるほどなぁ。」と納得しました。                            ・

最初に頂いた依頼には「弥山に登りたい。」とありました。 年齢をお尋ねすると、全員65歳〜70歳といいます。 これは弥
山の高さだけをお調べになったか、旅行代理店に吹き込まれたか、そんなところかなと思い訊ねてみたところ案の定でした。 そ
れでも「日常的に15〜20kmくらい歩いているから大丈夫だ。 もし厳しかったら体力に合わせてゆっくり登る。」と麓から
頂上までの登山を希望されました。 そこで私も覚悟を決めてこのところの弥山行になったという訳でした。        ・

14時にホテルのロビーで待ち合わせ。 ところが今日は生憎の雨でした。 「午後には雨」の予報は数日前から殆ど変わりませ
んでした。 雨だったら麓からの登山はお断りする積りで取り敢えず登山の準備をして様子を見ていましたが、お昼前には雨が落
ち始め、だんだんと激しくなっていくようです。 雲も厚い。 そこで平服に着替えて出掛けることにしました。      ・

ロビーでお目にかかって「雨中の登山は危険なので私としてはお勧めできない。」とお話ししました。 ところが「雨の景色もま
たいいものだ。 我々は美しい自然を満喫したいんだ。」と懇願されます。 余りに残念そうでしたので「それなら中腹までケー
ブルカーで登りましょう。 それから約1km歩くことになりますが、それならどうでしょう?」と提案すると急に顔が明るくな
り了承していただけました。                                            ・

『獅子岩』駅でケーブルカーを下りて一旦下り、それからきつい坂道を登っていきます。 相当に自信をお持ちだったようで最初
はスタスタと登って行かれましたが、次第にペースダウン、遂には暫く立ち止まっては追いついて来るのを待つということを繰り
返しながら登っていきました。 私が73歳であることはお知らせしていましたので、ホテルでは「あなたも一緒に登ってくれる
のか?」と驚かれたりしましたが、遂には「あなたは私達より随分若い。 驚いた。」と言われました。 それはそうでしょう、
そのためにトレーニングをしてきましたから。                                    ・

『霊火堂』で茶釜のお湯を飲んで頂き、『くぐり岩』を通って頂上に至りました。 霞んではいましたが、360度の眺望には随
分感動されていました。 霧が流れて遠望を隠し、再び現れてくる景色は私としてもなかなかのものだと感じました。 まるで一
幅の墨絵をみるようでした。 『くぐり岩』でちょっとしたアクシデントがありました。 お一人が勢いよく登っていかれました
が、大男でしたから天井で強く頭を打たれました。 仲間は「彼は頭に子供を作った!」とからかっておられましたが、私にも経
験があります。 あれは確かに痛い。 しかも彼はbold。                             ・

   

今回はこんなご案内でした。 明日は広島をご案内することになっていましたが、急遽予定変更、早朝に京都に向かい、更に『ト
ヨタミュージアム』を訪れることにされたようでした。 従って今回のご案内はこれでお終い。 早速例の『お好み焼き』店にキ
ャンセルの連絡を入れておきました。                                        ・



























3月26日



弥山に登りました

17日、23日に続いて今年3回目の弥山登山を行いました。 何とか慣れて楽に素早く登りたいと思うのですが、これを『寄る
年波』というんですかね、殆ど毎回バテバテで頂上を目指すことになりました。 こんな調子でオーストラリアン・カップルズを
この山にご案内できるのでしょうか。                                        ・

今日も『もみじ谷コース』を登って、『大聖院コース』を下りました。 空はよく晴れているのですが霞んでいて遠望は殆どあり
ませんでした。 頂上から見下ろしていると霞の中からいきなり船が現れたりしました。 「今日は霞んでいて、絶景のお裾分け
はできません。」と某さんにメールをしたら、「それもまた風景でしょう。」と帰ってきました。 それもそうですね。   ・

随分前のことになりますが、『Mr.Texan』と弥山に登りました。 その日も霞んでいて私が「smoggy」というと、
「あのなぁ、こういうのは「hazy」というんだよ。」と指摘されたことを懐かしく思い出したりしました。       ・

 


それから『大日堂』を経由して『大聖院コース』を下りました。 『クジラ岩』を下った狭い石段で2人の若い女性が道を譲って
くれました。 「有難う。」とお礼を言って更に下り始めると後ろから『トトロ』の歌声が聞こえました。 ずっと等間隔で下っ
てくるようです。 それから『ポニョ』に変わり、聞き覚えのない歌声になりましたので脚を止めて、暫く待って「それは何とい
う曲ですか?」と聞きました。                                           ・

確か、『ラピュタ』といったと思います。 「それもジブリなの?」と聞くと「そうです。」と頷きました。 それからもずっと
その歌声を聞きながら下りました。 若い女性の歌声を聞きながらの山歩きはいいものです。 何か心が軽く疲れを忘れながら高
齢者には厳しい石段を下っていけました。                                      ・

『大聖院』前まで下り、ステッキを片付けているとかの女性たちも下ってきました。 「歌声を聞きながら楽しく下ることができ
ました。 ささやかなお礼に『大聖院』をご案内しましょう。」と提案すると大変に喜ばれましたので、『五百羅漢』と『戒壇巡
り』にご案内しました。 「後は摩尼殿2階からいい景色が楽しめますが、私はここで失礼します。」と別れを告げると、「是非
一緒に記念写真を撮らせて下さい。」といいます。 そこで『摩尼殿』の登り口で写真を撮って、私のHPにアップロードするこ
とをご了承頂きお別れしました。                                          ・

 


私の脚は今日もまだ慣れてはいませんでした。 登りは息を入れながらも峠まではまずまずのペースで登れたと思いますが、『弥
山銀座』に入ってから完全に息切れをしてしまいました。 これからの予定ですが、4月14日にオーストラリアの方達を『弥山
』にご案内します。 それに4月3日に直接依頼組のデンマークの若者をご案内することになるかも知れません。 それまでにも
う1度か2度登ってしっかりと慣らしておこうと思っています。                            ・












































3月23日


弥山登山

とてもいい天気でしたが、少し霞がかかっていました。 でも頂上からの眺めはなかなかのものでした。 絶景ポイントでは沢山
の黄色い嬌声を聞きましたね。 今日は『もみじ谷コース』を登り、『大聖院コース』を下りました。 前回とは逆のコースでし
た。                                                       ・

半分くらい登ったところで背の高い外国人の青年に追い抜かれました。 長い脚でスタスタと登っていきます。 彼はちょっと会
釈をしてどんどん登っていきました。 それから少し歩いて休憩所(半分くらい登ったところにあるベンチですけれども)に至る
とその青年がベンチに座って本を読んでいました。                                  ・

こんなところで読書?と訝って声をかけてみました。 彼が言うには、「私はこういう静かな雰囲気の中で読書をするのが好きな
んです。」 なるほどね、悪くはないと思いますが、息せき切って登った身には何とも皮肉に聞えました。 「ドイツから来たん
だ。」といいます。 「東京から京都・奈良、それから広島、これから大阪に向かいます。」と話してくれました。     ・

それから打ち解けて暫く話し込みました。 「先日ドイツの若者2人のご案内をしました。 2日間ご案内したのですが、その間
国について沢山の事をお聞きしました。 私たちの一般的な感覚では北に比べて南の地域が暖かいと思うのです。 でもドイ
ツでは北の海側が南の山側より暖かいんだそうですね。」 彼も本を閉じて興味深そうに会話に応じてくれました。 とても分か
りやすい英語でした。                                               ・

そして、「それでは頂上でお会いしましょう。」とご挨拶をしてお別れしました。 それから峠まで登り、『弥山銀座』を半分く
らい登って絶景を眺めながら一息入れているとかの青年が追いついてきました。 「もう下っているのか?」と聞きます。 「ま
だ登っているところだよ。」と笑いながら答えると、「じゃ!」というように手を上げてまたスタスタと登っていきました。 頂
上では再びお目にかかることはありませんでした。                                  






































3月17日


久々の弥山登山

桜の便りもチラホラと届きだしましたので、遅まきながら『巣ごもり』から起き出すことにしました。 リビングの窓に吊るした
防寒用の『アルミシート』を取り外し、ごく厚の部屋着にもお隠れいただいて本格的な外出を決意しました。 そんなことで今日
は本当に久しぶりの弥山登山になりました。                                     ・

ところがです。 久しぶりに登山服に手を通してみると、なんとなんと腰回りはパンパン、お腹はプックリとはみ出しています。
体重計に乗るのが恐ろしく、確かに大きくなった腹回りを映る鏡で眺めては憂慮していましたが、確かな証拠を突きつけられまし
た。 「こりゃぁえらいことじゃがな。」 熊さんは冬眠するまでにしっかりと脂肪を蓄え、体力の消耗を抑えるためにずっと眠
って過ごします。 それでも冬眠から目覚めたときにはかなりスリムになっているそうですが、私は『巣ごもり』の間中活動期と
同じようにしっかり食べていましたからね。                                     ・

今日はまず宮島口まで歩きました。 それからフェリーで宮島に渡り厳島神社裏を通過して大聖院に至ります。 ここからが奥之
院表参道の『大聖院ルート』です。 『巣ごもり』の間に体力も落ちていますから喘ぎ喘ぎ石段を登っていきます。 一しきり登
っては息を入れるのですが、若者はスタスタと追い抜いて登っていきます。 何だか眩いものをみるように後姿を追いました。・

四分の一ほど登ったところが休憩所になっています。 ここのベンチに座って持参していたレーズンロールを食べ、下ってきたカ
ナダ人のカップルと暫く話しました。 カナダ東部のケベックからだそうです。 出発する時は−2度〜−5度、やはり気候の違
いに戸惑いながらの旅のようでした。 東京→京都→広島→福山→岡山、そして東京からお帰りになります。        ・

 

さて今日は慣らし運転。 休憩所まで登って引き返すことにしていました。 休憩所からは厳島神社や千畳閣、五重塔が鳥瞰でき
ます。 ある人はここからの眺めが一番だといいます。 欲を言えばもう少し視野が広ければとは思いますが、まぁ同感ですね。
暫く眺めて四阿の椅子に座るとそこにカナダの方がやってきたというわけです。                     ・

彼らはこれから登っていくものだと思っていたところ予想に反して下り始めました。 そこで急に心変わり。 余りしつこく付き
纏う様なことになるのも嫌だなぁと思っていたところ脚は勝手に登り始めていました。 またあの筋肉痛に苦しむことになると思
いましたが、脚は私の意に背いてどんどん登っていきました。                             ・

『仁王門』で息を入れ、もはやヨタヨタでしたが何とか頂上までたどり着きました。 今日はとてもいい天気でしたから頂上から
の眺めは一入でした。 2階に座って残りのレーズンロールを食べてから『霊火堂』前を通過し『もみじ谷ルート』を下り始めま
したが、『菩薩様』に挨拶するのを忘れていたことに気付き引き返した煙が充満した『霊火堂』に座って暫く『菩薩様』と話しま
した。                                                      ・

 

『もみじ谷ルート』の下りではすっかりステッキのお世話になりました。 登りは息が切れますが、下りは膝にズッシリと負担が
かかります。 その負担をステッキに分担して貰いながら下りました。 必須アイテムですね。 予定外の行動にすっかり疲れて
しまい、帰りのフェリーの中ではかなり深い眠りに落ちていました。 そんなことで久しぶりの登山でしたが、実はこれは来月1
4日にお見えになるオーストラリアのカップルのご案内の予行演習なのでした。                     ・