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2月15日



友達と外食

ギターのレッスンが終わって一息つけたので、今日は友達と『お昼ご飯』を食べに出掛けました。 つかの間
の息抜きです。 『カイロプラクター』のお住いの近くに道の駅ならぬ『まちの駅』というのがあって、土地
の産物、魚や野菜、菓子類などを商っている一角に『飯屋さん』『お好み焼き屋さん』『コーヒー屋さん』が
併設されています。                                       ・

ここで『お昼』を食べて、コーヒーを飲んで『おしゃべり』をしようではないかとどちらからともなく計画が
できていました。 彼は散歩がてらよくここまで歩いて、『刺身』やパンなどを買うようでした。 元の大野
町の中心部で、隣が廿日市市役所の大野支所、そして大野消防署です。                ・

流石は漁師町です。 魚屋さんにはデパートの食品売り場かと思わせる活きのいい高級魚が並べてあり、また
1人前の各種の刺身も揃ろっていました。 大きな鯛のアラがありましたので、お昼を食べた後で買っていこ
うと思っていましたが、『おしゃべり』に夢中になっている間に何処かに消えていました。 残念。   ・

『大野産』の牡蠣は前もって押さえておきました。 明日の『黄昏亭』のメインの食材です。 「食事の間預
かっておいてくれないか?」とお願いしたところ、店の奥の冷蔵庫で預かってくれるようでした。 300g
で約800円、これは安いです。 スーパーでは『地御前産』だと200gで800円を超えます。 しかも
3割引きになっていました。 賞味期限を確認すると17日までとなっていて問題なし、ラッキーでした。・

さて『お昼』ですが、外食で天婦羅を食べる機会がなかなかないので、職人の天婦羅の味や揚げ具合を試して
みたいと、『天婦羅定食』にしました。 魚屋さんがやっている店のようでしたので食材にも期待していたの
ですがこれは期待外れでした。 それにご飯がちょっと。 う~ん!、これはないな。         ・


 


更にコーヒーは、紙カップで出てきて、これにもがっかりしました。 「次回は『宮島達磨』の『ざるそば』
にしようぜ。 それからちょっと気のきいた喫茶店を探そうではないか。」 彼とこんな話をしました。 ・
ただ、牡蠣や魚は、これは一級品だし、『大野アサリ』もあるはずなので、そこは大いに利用させて頂こうと
思った事でした。                                        ・







































2月14日


ギターのレッスンが終わりました


ミニコンサート後の最初のレッスンでした。 開口一番「よく飲みましたね。」と笑われました。 はい、楽
しい『打ち上げ』でした。 「その後、皆さんはどうされていますか?」とお尋ねしたところ、「コンサート
を契機に次に向けていっそう馬力が入っている。」そうでした。                   ・

さてレッスンの様子ですが、課題となっていた『ソルOP31-14』は「技術的には合格点に達しています
が、もう少し弾き込んでみてください。」と継続練習を勧められました。 そして次の『OP31-15』も
合わせて取り組むように指示がありました。                            ・

この辺りから急激に難しくなります。 何時になったら『OP31-24』にたどり着けるやら。 その後に
は『OP35』24曲が待っています。
 ともかく1曲づつ地道にこなしていくほかはありません。 ある日
突然『大化け』するということはまずありえません。                        ・

 

『OP-15」は3連符と3度の移動の組み合わせです。 たちまちは3連符を度外視して、通して3度の移
動を練習することになりました。 それに慣れた後で3連符を組み合わせることになります。 その他に『浜
辺の歌』の練習を開始します。 次回演奏会では『浜辺の歌』も弾きたいと考えています。       ・












































2月13日



私は『スーパーエイジャー』になれるのか


『スーパーエイジャー』とは、80歳を超えても矍鑠としていて、記憶力のスコアが高く、自分の身の回りの
事は自分でこなし、学び、社会と広く交流し、ポジティブに生きている高齢者。 こんな人でしょうか。 ・

皆さんのご近所にもいらっしゃるのではないでしょうか。 私の町内にもいらっしゃいます。 前回の国勢調
査でお伺いしたとき、この1人暮らしの女性は確か94歳だったと思います。 腰こそ曲がっているものの、
元気そのもので、乳母車を押して毎日のように畑まで歩き、作業をし収穫して帰ってくる姿をよく見ました。

目がうすく、調査票の細かい字が見えないため聞き取り調査にこそなりましたが、受け答えはしっかりしてい
ました。 何より驚いたのは、台所がとても綺麗に片付けられていて、ご自分のことは全てご自分でこなして
いる様子が窺えました。                                     ・

80歳を過ぎても毎年ネパールに出掛け山登りをするという男性もいました。 また、90歳で亡くなるまで
毎年海水浴を楽しんでおられました。 1人暮らしでしたが、やはり身の回りのことは全てご自分でこなして
おられました。 ふと気が付いたのですが、『スーパーエイジャー』と言われる人には独身者が多いように思
います。 悲しみを乗り超えて、なおかつ強く生きていこうという気力にあふれた人達なのかも知れません。

私はもうすぐ80歳の誕生日を迎えます。 この期に、私はこういう人の仲間入りができるのだろうか、そう
あるためにこれからどういう心がけで生きていかなければならないか、私にその可能性があるだろうか、そん
なことを考えてみました。                                    ・

さるユーチューバーによれば、こういう人達は『認知レジリデンス』が高いと言います。 『レジリデンス』
とは『弾性』とか『立ち直る力』という意味ですが、こういう力が強い人は脳の萎縮が少なく、『認知症』に
なりにくい、つまり『スーパーエイジャー』とはこういう人なのだそうです。             ・

では、どうすれば『レジリデンス』を高めることができるのか、そのユーチューバー(老年化専門医)は次の
10のポイントを提示しています。 興味深かったのでそれを簡単にまとめてみました。(文字起しの段階で
私見で簡単にまとめてあります。) そして、それを基に現在の私の『スーパーエイジャー』としての資格の
スコアを評価してみました。 出典=https://www.youtube.com/watch?v=BHg4M9WgHus          ・

① ちゃんと歩いている。                                    ・
  ある研究によれば1日3,800歩歩く人は、それより少ない人に比べ25%認知症になるリスクが低く
 それより歩数が増えれば徐々に『認知症』のリスクは減っていくが、上限は9,800歩で、それ以上歩い
 てもリスクに変化はなかったというデータがある。                        ・
 また歩く強度に関しても、1分間に112歩以上の早歩きの人は『認知症』のリスクが低い。     ・

② 座ってばかりいない。                                    ・
  1日10時間以上座っている人は『認知症』のリスクが8%上がる。 12時間以上座っている人は63
 %、15時間座っている人はリスクが3倍に跳ね上がる。                     ・
 時々身体を動かすことは大切だが、座っているトータルの時間が長いと結局は『認知症』リスクは高まる。

③ 十分な睡眠をとる。                                     ・
  適切な睡眠(7時間~8時間)をとることは脳に対していい影響を与える。 眠るときにはしっかり眠り
 起きているときにはしっかり身体を動かす習慣が大切。                      ・

④ 難聴を防ぐ。                                        ・
  人と関わったり話したりすることは脳の刺激に繋がる。 聞こえが悪く人とコミュニケーションがとれな
 いと自分の世界に閉じこもりがちになり、脳への刺激が少なくなって老化が進む。 聞こえづらくなったら
 補聴器で補うなどの対策が必要。     。                          ・

⑤ 新しい課題に取り組む。                                   ・
  『スーパーエイジャー』と言われる人は新しい課題に取り組み脳に刺激を与えている傾向が強い。 精神
 的な刺激をしっかり与え、積極性を持っで生きている人が多いと言われている。 年齢を重ねると体力的に
 も精神的にも集中力を維持することが難しくなるが、日々のルーティンに少しでも変化を与えて脳を刺激す
 る事が大切だ。                                        ・
 特に楽器や新しい言語など、より強く脳を刺激することに挑戦することは脳の萎縮を防ぐよい方法である。

⑥ 主観年齢が若い。                                      ・
  実年齢より自分が感じている主観年齢が高いということは余りよくないと言われている。 ある研究によ
 れば、実年齢より主観年齢が8歳上の人は18%、11歳上の人は19%、13歳上の人は25%死亡リス
 クが高いといわれている。                                   ・
 主観年齢が高いと更に精神的に老化し、これが悪循環となって自信がなくなるとか、体力が衰えるなど、更
 に老化が進むリスクにつながる。 自分自身が若いと感じることで、より積極的になり好循環に繋がる。・

⑦ 生涯学習。                                         ・
  『明日死ぬかのように生きよ。』『永遠に生きるかのように学べ。』 『スーパーエイジャー』はそうい
 う継続的な学びの意欲が高いと言われている。 知識は脳の栄養、しっかり知識を供給することで脳の老化
 を防ぎ、若さを保つことが大事である。                             ・

➇ 人と交流する意思を持つ。                                  ・
  人としっかり交流を持ち、人の話に興味や関心を持つことは脳に大きな刺激を与える。 また、そこから
 得られた情報がプラスの循環をもたらすことも考えられる。 一歩進めて、人との交流の中で『自分が他の
 人のために何が出来るか。』と考え、行動することも好循環をもたらし脳の活性化につながる。    ・

⑨ 炎症を減らす生活。                                     ・
  慢性的な炎症が身体に様々な悪影響を与えることが知られている。 例えばある種の油のリスク、肥満、
 過度な飲酒、喫煙などは身体にダメージを与え、老化を招き、脳にも悪影響を与える。 いい食物を取り入
 れ炎症を起さないようなライフスタイルに取り組むことが大切である。               ・

⑩ しっかり食べる。                                      ・
  中年までの過体重は炎症を引き起こすリスクになるが、老年では逆に摂取量不足にならないよう、しっか
 り食べることが大切である。 野菜、果物、全粒穀物、オメガ脂肪酸を含む食物、たまには肉食も取り入れ
 過度な制限をしないで摂取量不足に陥らないような食生活に心がけることが大切である。       ・

さて、私のスコアですが、仮にこんな方法で評価してみます。 各項目ごとに、『これは達成できている=〇
どうかなぁ=△、これはダメだ=×』とし、結果に〇=2点、△=1点、×=0点を割り当ててみる。 満点
だと20点なので、15点くらいが合格点とみるが、どうでしょう。                 ・

① ちゃんと歩いている=〇 ② 座ってばかりいない=△ ③ 十分な睡眠をとる=〇 ④ 難聴を防ぐ=
〇 ⑤ 新しい課題に取り組む=〇 ⑥ 主観年齢が若い=〇 ⑦ 生涯学習=〇 ➇ 人と交流する意思を
持つ=△  ⑨ 炎症を減らす生活=△ ⑩ しっかり食べる=〇                  ・

そうすると、私の『認知症レジリデンス』のスコアは、〇=7 △=3 ×=0 で17点となりました。・
今時点でこのスコアはまずまずではないかと思います。 △とした理由は ② 座ってばかりいない=私の日
常はギターを弾いている、英会話のオンラインレッスンを受けている、ユーチューブを視聴している、観光案
内のゲストとメールを交換している、ブログを書いている、などで椅子に座っている時間は結構長いと思いま
す。 ただ、ぼんやりと座ってテレビを見ているというい生活ではないので△としました。       ・

➇ 人と交流する意思を持つ=何か共通の話題を持つ友達とは、例えば『黄昏亭』などで出来るだけ顔を合わ
せる機会を作ろうとしています。 しかしどちらかというと人とのお付き合いが上手な方でないので、共通点
の少ないご近所などとの交流は通り一遍です。 「いけないなぁ。」と思いつつ、なかなか解決できないとこ
ろです。                                            ・

⑨ 炎症を減らす生活=食べ過ぎる傾向があります。 できるだけオリーブオイルを使っていますが、天婦羅
などにはサラダ油を使います。 サラダ油は余りよろしくないと言われていますが、でも天婦羅は美味しい。
減塩には心がけていますが、間食にカリントウなどの甘いものを食べる習慣があります。        ・

△にした項目にはこのように思い当たる節がありますから、ここは少し意識を高くして行きたいと思います。
それと、現時点ではまずまずのスコアと思っていても、年齢とともに体力がついてこなくなることも大いに考
えられます。 折角ここまで長らえさせて頂いた命ですから、油断をしないで、『スーパーエイジャー』への
道を歩んでいきたいと思います。                                 ・






























2月10日



およばれ

ギター教室の仲間『枯れ木2号さん』(失礼ながら、このサイト上ではこのように呼ばせていただきます。・
因みに私は最年長で『枯れ木1号』です。)からディナーにご招待があって、彼のお宅にお邪魔しました。・
流石建築士さんのお宅です。 ユニークな階段を登ると、そこが事務所になっていて、何だか音響のよさそう
なお部屋でした。 彼のギターの練習場でもあるそうです。 一角に立派なキッチンがしつらえてあって、こ
ちで来客の接待ができるようになっています。                           ・

事前に今夜のメニューの紹介がありました。 牡蠣の剥き身、ベーコンとうれん草をソテー、殻付き牡蠣は白
ワインで蒸し焼き、それと海老のトマトクリームを使ったパスタです。 アルコールは柚子の皮を使った『レ
モンチェッロ』ならぬ『柚子チェッロ』ということでした。                     ・

そして、予定通りに殻付き牡蠣の蒸し焼きと牡蠣とベーコン、ほうれん草のソテーでスタートしました。 写
真のワイングラスの中が、これが『ゆずチェッロ』です。 柚子の皮を薄く剝いて、砂糖とウオッカで漬けた
そうで、アルコール度数は相当なものです。 少量をソーダで割っていただきました。 甘くてつい飲み過ぎ
てしまいそうでしたが、何しろウオッカですからね、ちょっと警戒しました。             ・


 

私は何度か触れたように魚家族の中で育ってきました。 なのでいきおい魚料理が中心になります。 従って
ベーコンと牡蠣をソテーするというのは、私の中ではなかなか思い付かない取り合わせです。 バゲットをオ
リーブオイルと胡椒と塩で食べるというのも初めての体験でした。 しかしです。 何だか目を醒まされたよ
うな感じでした。 次回の『黄昏亭』では是非これを試してみたいと思ったことでした。 目から鱗な料理を
ご馳走さまでした。                                       ・

彼が言うところの『枯れ木会』には奥様とソプラノシンガーの娘さんも加わって、主には音楽談義、広響、N
響、音楽大学、娘さんのコンサート、話題は音楽の間をあっちに飛びこっちに飛びながら夜は更けていきまし
た。 気が付けば既に10時を回っており、慌ててお暇を申し出たことでした。 帰りは奥様の運転で我が家
まで送っていただき、あれやらこれやら贅沢な夕べを過ごさせて頂きました。 ただただ感謝です。   ・
























2月 7日



丘の上のホームセンターで買い物をした帰り道、坂を下りながら海面から立ち上がるとても綺麗な『虹』を見
ました。 余りに綺麗だったので、海辺で車を止めて写真を撮りました。 少し向こうで同じように写真を撮
られているご婦人がおられました。 きっと同じように感動して海辺に出て来られたのでしょう。    ・


 

海辺に住んでいるからかも知れませんが、しばしば『虹』を見ます。 でもこんなにくっきりとした7色を見
ることは滅多にありません。 『虹』が現れるメカニズムは中学生の頃に教わったと思いますが、すっかり忘
れてしまいました。 因みに日本では『虹』は7色ですが、アメリカでは6色、ドイツでは5色、地域によっ
ては2色といういところもあるようです。 日本の『虹』が多色なのは色を表現する言語が多いからというこ
とらしいです。                                         ・















































2月 5日



天婦羅を作ってみた

今夜は『天婦羅』と『赤飯』にしました。 なぜそうなったのかはよく分かりません。 多分冷蔵庫に『カボ
チャ』と『くわい』が残っていたのが気になっていたのかも知れません。 つい使い忘れていると『カボチャ
』は内側から腐り始めます。 それから冷凍庫に『小鯵の三枚降ろしを』見付けました。 後は『玉ねぎ』と
『ニンジン』があれば立派な『天婦羅』の食材になります。                     ・

油を使う料理は何となく億劫で、暫くし遠ざかっていましたが、先日鯖や鯵の南蛮を作ったのが契機になりま
した。 油も古いものは固めてポイ!して、新しいものに入れ替えてあります。 レンジ周りや周辺の床に油
が飛び散りますが、やるとなれば、後の手間は止むをえません。 こんなことで始めました。      ・

『てんぷら粉』は出来合いのものが便利ですね。 フィリピンのインストラクターに『天婦羅』の話をすると
たいてい「粉を溶かすとき氷を使うのか?」と聞いてきます。 出来合いの『てんぷら粉』はまだ普及してい
ないのかなぁ。                                         ・

私は『かき揚げ』を作るときには、十分に水を含ませた食材(多くは『玉ねぎ』『ニンジン』『ゴボウ』など
に『てんぷら粉』を振り掛け、混ぜ合わせてお互いが絡み合う程度にします。 揚げる時には少量の食材を箸
で摘まんで油に入れます。 散った食材はまとめ、箸の先で突っついて油の通りをよくします。 この方法だ
と『カリッ!』と揚がりますし、『ダンゴ』状態になるのを防げます。                ・

その他の食材は薄く溶かした『てんぷら粉』で揚げました。 彩にピーマンを揚げようかと思いましたが、横
着をかましたというか、つい沢山揚げ過ぎて失敗することが多いので、このあたりに止めました。    ・

 

それで、今夜は何を飲むかと考える訳です。 『天婦羅』ならばこ洒落て『白ワイン』でもいいし、焼酎でも
酒でも何にでも合いそうです。 今夜は一旦は『白ワイン』に傾いたのですが、気を取り直して?白牡丹の『
冷や』でやることにしました。 身体にいいとか悪いとか、いろいろ言われますが、やはり油料理は旨いです
ね。 幸せ、幸せ。                                       ・


















































2月 3日



節分


今日は『節分』、季節の変わり目で明日は『立春』、(季節の上では)いよいよ春ですね。 季節の変わり目
には『邪気』が生じると信じられていて、『煎り豆』を撒いて『邪気』を払います。 これは『節分』のビッ
グイベントですね。 鬼に扮して子供や孫達が投げる『煎り豆』の雨から頭を抱えて退散した方も多かったの
ではないでしょうか。 想像するだけで微笑ましい光景です。                    ・

鰯を焼いて食べられたご家庭も多かったのではないでしょうか? 焼いた鰯の強い匂いに鬼(邪気の象徴)は
弱いとされています。 『柊鰯』はどうでしょう。 『ひいらぎ』の棘と焼いた鰯の頭を玄関に飾って邪気の
侵入を防ぎます。 最近では余り見られなくなった風習です。                    ・

『恵方巻』はどうでしょうね。 その年の恵方に向かって黙って『海苔巻き』にかぶり付く風習で、これは最
近になって盛んになった風習です。 節分の前になるとコンビニなどで『恵方巻』の予約受付が始まるのをよ
く見掛けます。                                         ・

『恵方巻』は江戸時代に大阪商人が『商売繁盛』を願って始めた風習だそうですが、最近になって(昭和の終
わり頃)海苔業者が販促のイベントとして始め(2月には海苔を多量に使うイベントがなかったからだそうで
す。)、更にこれに目をつけたコンビニの販売戦略で全国的に広がった行事と聞きます。        ・

『豆撒き』のあとで『煎り豆』を年の数だけ食べるという風習もありますね。 1年間の幸せを祈って食べる
のだそうですが、果たして『煎り豆』を80個食べることが出来るでしょうか。 喉が乾いて後でお茶でも飲
んだものなら大変なことになりそうな気がします。                         ・

その他に、下関では節分に鯨を食べる風習があるそうです。 季節の変わり目に大きいものを食べると縁起が
いいそうです。 大豆の代わりに『落花生』を撒く地域とか、赤ん坊の『泣き相撲』も地域によっては節分の
行事として行われるところもあるようです。 こうして時代背景や地域の特徴的な行事を訪ねてみるのも面白
いですね。 また、こうした伝統的な行事には何かしら『教え』があるものです。 是非後世に残していきた
いものですね。                                         ・

とは言いつつ、私は一日家に籠り、『煎り豆』も『鰯』も『恵方巻』も食べず、これは毎年のことですが『菩
薩様』の『立雛』を取り出して仏間に飾ってやりました。 お雛様を飾るのは明日だったかな。 だとすると
フライング。 それからフィリピンのインストラクターの求めに応じて『節分』の行事、更には『雛祭り』『
端午の節句』、『鯉のぼりの意味』などの説明をして一日を終えました。               ・


 

【追記』下関に住んでいる娘のお姑さんに訪ねてみました。 そうすると『節分』に鯨を食べる習慣は今も残
っているということが分かりました。 どうやら下関だけでなく、萩あたりにもその習慣があるようです。・
下関では学校の給食にも鯨が出るのだと言っていました。 流石はかつてのクジラ漁の母港ですね。 もし下
関にお出でになる機会があれば『海響館』を覗いて見てください。 とてつもない大きな鯨の『剥製』を見る
ことができます。                                        ・






































2月 2日

『黄昏亭』を開店しました

先月末に続き『カイロプラクター』にお出でいただいて『黄昏亭』を開店しました。 今日の診察は何だった
っけ? 彼はいろいろと深刻な病を抱えています。 そのため、これからしばしば近くの病院に来ることにな
るようです。 その度にということにはなりませんが、これから彼との『黄昏亭」の機会が増えるでしょう。

今日は9時半から診察と聞いていましたので、少なくとも10時半には終わるだろうと思っていました。 そ
うすると彼を迎えてから炊飯器のスイッチを入れればちょうどいい時間になると考えていました。 ところが
遅い。 12時を回っても連絡がありません。                           ・

ついに「彼の連絡を待っていたのでは準備が整わぬ。」と行動を起しました。 今日の料理は『押し寿司』『
鯵の南蛮』『そうめん汁』の予定です。 『寿司飯』はやはり炊き立てご飯で作るのが一番おいしい。 おっ
と、『コノシロの酢〆』と『鯵の三枚おろし』の解凍を忘れていた。 ちょっとだけ電子レンジに助けて貰っ
てここは何とか乗り切りました。                                 ・

『押し器』に酢飯を詰め、魚を乗せて全体重をかけるくらいに押し付けます。 これが甘いと寿司を切り分け
たとき断面が綺麗になりません。 それから『押し器』のスロットに合わせて包丁を入れ、6等分に切り分け
ます。 切り分けたといっても、まだ完全に離れていませんから、包丁の先を上手く使って切り離し平皿に移
します。 最後にトッピングなのですが、私はこれが苦手です。 小さい時から『図画工作』はからっきしダ
メでした。 一応『のらぼう菜の花』『ゆずの皮』『生姜の千切り』を乗っけてと。          ・


 

『鯵の南蛮』は昨夜のうちに作っておきました。 『らっきょう酢』と水が6:4くらいでやゝ酸っぱめの味
になります。 人それぞれですが、私にはこれくらいが丁度よい。 トッピングは前回と同じで『玉ねぎ』『
ニンジン』『ピーマン』にしました。 スライサーの切れ味が悪くなったなぁ。 『菩薩様』が長らく使って
いたものですから結構古い。 今度デパートに行ったら物色してみよう。               ・


 

『押し寿司』の後で『そうめん汁』に取り掛かりました。  丁度その時に彼から電話がありました。 結局
『黄昏亭』が始まったのは1時過ぎになりました。 『寿司』と『そうめん汁』は相性がいいですね。 私の
田舎は麺処でしたので、お祭りなんかで『寿司』を作ると、必ず『そうめん汁』が付いていました。   ・

何だか美味しかったみたいですよ。 黙々と食べていたという印象でした。 それからおしゃべりタイムでし
た。 若い頃を思い出したらしく、しきりと『船旅がしたい。」と話していました。 気取らないで『船倉』
の蚕だなでいいから世界一周の旅に出たい。 せめて日本1周の船旅がしたい。 そんなことを話していまし
た。 今となっては体力的に彼には無理、「私はお供をしないよ。」と釘をさしておきました。     ・

後は株の話かな。 ちょっと有望な企業を見付けましたので、そんなことを話しました。 今日は5時から英
会話ののレッスンが入っています。 結構長く話しましたので4時前に『黄昏亭』を閉店し彼を送りました。









































1月31日


『黄昏亭』を開店しました


今日のお客様は『カイロプラクター』でした。 彼は若いころ深刻な腰痛から私を救ってくれた整体師です。
その彼をこのページ上でどう呼ぶか、今まで様々考えてきましたが、なかなかいいニックネームを思い付かず
苦慮していましたが、たった今ふと思い付いて『カイロプラクター』とすることにしました。 (100年前
米国で開発された手技『カイロプラクティック』(彼の専門)から。)                ・

彼は既に引退し、現在は娘さんの近くに引っ越して、1人暮らしをしています。 「随分と田舎に来た。」と
自嘲気味に話していましたが、私は「大正解だったなぁ。」と思っています。 娘さんの近くに越してきて安
心なこともありますが、以前の住まいより行動範囲が広がったことで端眼に見ても「元気になったなぁ。」と
感じています。 歩行が随分早くなりました。                           ・

近くのマーケットまで歩き、帰り道に喫茶店に寄っておしゃべりのお婆さんと話をするといういい習慣が出来
ています。 昨夜『認知症を防ぐ10則』という番組をユーチューブでみました。 歩き、新しいことに触れ
他人と交流を深める、少なくともこの習慣は理に叶っているなぁと思います。 彼は言ってみれば命の恩人で
す。 ともかく元気でいて欲しいと願っています。 今日は我が家の近くの病院で検査がありましたので、そ
の帰りに我が家に寄ってもらって『黄昏亭』となりました。                     ・

メニューは『牡蠣のオイル漬け』『南蛮漬け』『押し寿司』『そうめん汁』を考えていました。 ところが、
検査の終了時刻が判然としないこともあって、手順が整わず、結局前回『黄昏亭』と全く同じメニューになっ
てしまいました。                                        ・

『牡蠣のオイル漬け』『南蛮漬け』『鰤カマと野菜蒸し』『赤飯』『大根の浅漬け』、「あんまり食べられん
けん仰山作るなよ。」と言っていましたが、彼も楽しかったと見えて『赤飯』はお代り、その他も全て綺麗に
平らげてくれました。 やはり楽しく会話しながら食べると食も進みます。 そうそう、『認知症防止10則
』には食べることも大事だとありました。 「太り過ぎはよくないが、体形はあまり気にしないでしっかり食
べろ。」とも言っています。                                   ・

彼は「気兼ねな。」といいますが、「それは違うよ。」といいました。 一人で食事をする味気なさ。 誰か
と一緒に会話と食事を楽しむ、一人暮らしにとってこれがどれほど嬉しくもあり楽しいことか、だから出来る
だけ美味しく食べて貰いたいと作ることも含めて楽しむ、これが『黄昏亭』の意義なのです。 気兼ねはしな
くていい。 その大切な機会を頂いているのは私自身なのです。                   ・

それからコーヒーを啜りながらしゃべり、遅くに彼を送りました。 その途中で『キンピラ』を持たせるのを
忘れたのに気が付きました。 まぁ、止む無し、次回は『押し寿司』と『キンピラ』を約束し今日の『黄昏亭
』を閉店しました。                                       ・
























1月26日



保存食作り

一人暮らしにとって一番厄介なことは毎日・毎食の食事作りです。 作っては食べ、片付ける。 そしてまた
作る、この繰り返しです。 厄介だといっても食べなければ生きていけないし、誰かが作ってくれる訳でもあ
りません。 かといって、コンビニで出来合いのものを買って食べるのは安易に過ぎます。       ・

「あなたの身体は、今までにあなたが食べたもので出来上がっているんですよ。」と、ある栄養管理士がいい
ました。 正鵠を得ていると思います。 脆弱な身体には、やはり何かしら足りないものがあったのでしょう
。 毎日食事を作ることは厄介だけれど、やはり手を抜いてはいけないものだと思います。       ・

そこで私はこのように考えました。 「どうせ作らなければならない食事なら、楽しみながら作り、楽しみな
がら食べる。」 まぁ『発想の転換』ともいえます。 「美味しく食べたい、そのためには楽しみながら作る
、そしてその楽しみの中に健康作りということも盛り込んでいこう。」と考えたわけです。       ・

かといって、毎食をその都度作るとなると、それはやはり手に余ります。 そこで『保存食作り』ということ
を考えました。 初めに考えたのは『卯の花』と『キンピラ』でした。 『卯の花』は『菩薩様』がよく作っ
てくれた料理で、「色々なものを入れれば入れるほど美味しくなる。」と言いながら作ってくれた彼女の『卯
の花』は絶品でした。                                      ・

しかし、なかなか彼女の味が出ず、また長期保存が難しいと考えて、やがて諦めました。 『キンピラ』の方
は今もほぼ毎日・毎食たべます。 『ゴボウ』『ニンジン』『アゲ』『チクワ』『かえりイリコ』『芽ヒジキ
』『『摺りゴマ』などが入っていますから、栄養バランスもなかなかではないかなと思います。 山口産『芽
ヒジキ』が毎週火曜日に入荷しますので、そのタイミングでほゞ週一で作っています。 これは結構長期保存
できます。                                           ・

後は『生姜の甘酢漬け』ですが、他に『保存食』でもあり、しかもメインになるものはないだろうか?と考え
ました。 レシピを探していて思い付いたのが『南蛮漬け』です。 酢には抗菌作用がありますから長期保存
が可能でしょうし、メインにしてもいい料理だと思います。                     ・

冷凍庫に『鯖』の三枚降ろしが残っていましたので、早速試してみました。 『鯖』に米粉をはたいて揚げる
だけですから、まぁ簡単料理の部類です。 後は味付けですが、ややこしいタレは作らないで、『ラッキョウ
酢』に漬けて、『玉ねぎ』『ニンジン』『ピーマン』をスライスして添えました。           ・

 

試作品は味付けで失敗しました。 『ラッキョウ酢』に『リンゴ酢』を混ぜただけでは酸度が高過ぎました。
いま水40%くらいで試しています。 お味の方はこれから段々と整っていくでしょう。 更に『手羽先』の
『南蛮漬け』にもトライし始めています。 いま容器の中でじっくりと味を含んでいるでしょう。 今夜が楽
しみです。 因みに脇のアルコールはワインではなく自作の『プラム酒』です。            ・
































1月24日



ガイド予定

今年もスタートは温かくなってから、花見のシーズンから始めようと思っています。 今のところ次の2つの
依頼を受けています。 1つはドイツから。 きっと新婚さんだろうと思います。 3月21日午後に広島、
22日に宮島(弥山登山を含む)の案内を予定しています。                     ・

もう1つはカリフォルニアからの大所帯です。 40代のカップルとその姪・叔母・それぞれの子供4人の8
人組です。 31日にソウルから広島空港に入られ、夕刻には大阪に向けて出発するというタイトなスケジュ
ールです。 その上、花見シーズンの真っ盛り、しかも日曜日ですから、おそらく原爆資料館の前には長い行
列が出来ているでしょう。 スケジュール作りに悩んでいます。                   ・

それまでにやっておくことが幾つかあります。 まず足腰を鍛えておくこと。 昨年末に弥山登山で膝を痛め
ましたのでそのメンテナンスが必要です。 それから説明資料の見直しもしておくべきでしょう。 関連資料
を読み込み、現地のガイドさんに改めて確認するなどしてアップグレードをしなければなりません。 タブレ
ットの機能が低いのも気になっています。                             ・

ガイドを意識した英会話のレッスンも必要です。 インストラクターに説明資料を提示しながらオン・ザ・ジ
ョブ・トレーニングの形で積み重ねておきたいと思っています。 思ってちゃぁダメだ、早速今日のレッスン
から始めなくっちゃ。                                      ・


















































1月21日



ギターの発表会が終わりました

発表会といっても誠に小さな内々のイベントでした。 昨年末に開かれる予定だった定期の演奏会がある事情
で中止になったことで、メンバーから「練習の成果を披露できる場を設けて欲しい。」という要望があり、こ
の時期に臨時に計画されました。                                 ・

余談になりますが、いま中国では『ピアノ』メーカーが次々と倒産しているのだそうです。 経済が『いけい
け』の頃にはピアノを習うことが中国社会での1つのステータスだったそうで、そのため、ピアノメーカーが
林立したのだそうですが、経済に翳りが見え始めるとともにそのブームも去り、ピアノメーカーが次々と倒産
しているのだそうです。                                     ・

それはそれとして、我が国のクラシック・ギターの世界は底堅くはあるけれど、誠に小さな世界です。 従っ
て私たちのギター教室の規模も極めて家庭的というか、こんな程度にこじんまりとしています。 またまた余
談になりますが、広島に音楽大学があります。 ここのギター科の生徒は現在2人なんだそうで、ピアノやバ
イオリンに比べればが、ちょっと存在感が薄いと聞きました。                    ・
 
 

発表会の後で『打ち上げ』がありました。 写真はその様子です。 鶏の唐揚げ、カルパッチョ、サラミなど
をあてに、先生が特別に準備された『カリフォルニア・ナパワイン』で楽しく語りました。 いつになくいい
雰囲気で、ワインのボトルも次々に空いて、結局男性軍4人が6本を空にしたようです。        ・

それぞれの演奏に対してコメントがありましたが、私の演奏についての特段のコメントはありませんでした。
コメントに値しないと思われたか、最長老の演奏にコメントするのは憚られたか、そこのところは分かりませ
ん。 ただ私としては幾つかのミスはあったけれども、『弾き終えた』という実感はあり、まぁ語らいに楽し
く加わることができました。                                   ・

それにしても、あれほど根を詰めて練習し、何度弾いてもミスをしないところまで突き詰めたはずのに、尚且
つ本番ではミスを犯してしまうのは何故だろうと思います。 よくステージでは練習の7~80%の力しか発
揮できないものだと言われますが、そういう人間の一人として思うには、これはやはり精神的なひ弱さなので
しょう。                                            ・


 

こんなことを話している内に、もう次の発表会のスケジュールができています。 次回は数教室の『合同発表
会』で、かなり大掛かりになります。 ギターに加え、ピアノ、バイオリン、チェロ、更には弾き語りの参加
もあります。 確か7月20日、私は次回は『浜辺の歌』を弾こうと思っています。          ・





















1月 17日



ギターのレッスンが終わりました

今回のレッスンはあっけなく終わりました。 1回通して弾いただけで「指摘事項はありません。 このまま
発表会に臨んでください。」とほぼ合格をいただきました。 あえて指摘事項をあげれば、「これは曲ではあ
りませんが、アーキテクトを意識して演奏を始めてください。」と言われました。           ・

そうなんですか? 合格は合格で嬉しいんですが、まだ不安なところが2か所あります。 ここをどう切り抜
けるか、発表会まで余すところ2日、緊張感を高めて練習しなければ。 特に、運指が複雑なところで、楽譜
からフレットに視線を移す辺りをしっかりと繰り返しておくことが大切だと思っています。       ・

そしてすっきりした気持ちで『打ち上げ』に臨みたいと思います。 失敗すると『打ち上げ』はちっとも楽し
くありません。 今回は先生が高級な『カリフォルニア・ワイン』を開けて振舞って下さるそうですから、是
非ともルンルンな気持ちで臨みたいものです。 結果は後日。                    ・
















































1月15日



初夢

先日昨年広島・宮島をご案内したチリの友人(彼が勝手に友人と呼んでいる)から連絡がありました。 「1
0月に日本に行く。 広島・長崎・熊本・鹿児島、各地の美味しい食べもの、ワイン、そしてミドゥルエイジ
の女性との語らい、楽しみだ。 ホテルは同室か別室のどちらがいいか?」と連絡がありました。    ・

「唐突な話だなぁ。 それに『青年の船の会in群馬』と重なるかも知れない。」とも思いましたが、そこは
調整で何とか乗り切れるだろうし、久しぶりに九州を旅してみるのもいいかな。 それに全く知らない土地で
はないので、前もって少し情報を仕入れておけばそこそこの案内は出来るだろうと思って受け入れることにし
ました。 そして、「ホテルは別室にして欲しい。 私の鼾は大きいんだ。」と返事を返しておきました。・

まぁ近々にスケジュールを送ってくるだろうと思っていたら、「九州もいいけど東北はどうだろう。 福島、
仙台、盛岡、青森くらいだと九州とどちらがいいか?」といきなり変更を言ってきました。 「九州だとある
程度の土地勘はあるけれども、東北は余り知らない。 ガイドができるかどうか分からないよ。」と答えると
「Don’t worry」なのだそうです。                           ・

そうか、それなら気楽にいくか。 日光は置いといて、会津でサイクリング、松島で島めぐり、平泉で中尊寺
盛岡でわんこそば、十和田で奥入瀬渓谷、それとリンゴ狩り、こんなところを提案してみるかな。 そうする
と広島・東京間の移動を含め1週間くらいの日程になるでしょう。 結構な出費になります。 もっとも、夢
に終わる話しかも知れないけれど。                                ・
































月11日


               
『黄昏亭』を開店しました

今日のお客様はギター教室の仲間でした。 こんなことを言っちゃ失礼に当るかも知れませんが、ギター教室
では彼も私共々『枯れ木も山の賑わい』の一員です。 たヾギター教室を離れれば、、建築家であり、大学の
先生であり、各界の著名な方々と交友され、しばしばヨーロッパ社会を訪れ、古民家を改修しNPO法人の拠
点として地域の方がたと交流を深めるなど、聞けば聞くほど格の違いを見せつけられます。       ・

因みにご家族はというと、奥様は『国際音楽祭』実行委員会のメンバーであり、お嬢さんはプロの声楽家で、
国内外で盛んに演奏活動をされています。 その彼から「事務所で猫と一緒に留守番をしています。 一度遊
びに来ませんか?」とお誘いを受け、「いいですね。」とお答えしました。 そして「今回は我が家でお昼を
一緒に食べませんか?」とお誘いし今日に至ります。                        ・

「何だか口がこえている人みたいだなぁ。」と思いつつ、先日からメニューを考えていました。 我が家は魚
家族だったものですから、どうしても魚中心のメニューになってしまいます。 先ずは気のきいた『突き出し
』をと思って、地御前牡蠣の『オイル漬け』を準備しました。 それと正月前に田舎から届いた『くわい』が
ありましたので、カラリと揚げて藻塩で頂くことにしました。                    ・

これで先ずは一杯という訳です。 お酒は白牡丹の純米酒にしました。 「酒米の成分が混然一体となったこ
のクラスの酒が本来の酒の味だ・・・と白牡丹の藏元が言っていました。」と受け売りの説明をしながら、冷
酒でスタートしました。                                     ・

 

自分で言うのも何ですが、この『突き出し』は絶品だったと思います。 『くわい』の苦みと塩味はとてもい
い取り合わせでしたし、『牡蠣のオイル漬け』は『菩薩様』譲りの秀逸な味でした。          ・

それから『鰤カマ』とカボチャ、カリフラワー、ピーマンの蒸しものにしました。 一応メインディッシュの
積りだったのですが、これは大失敗でした。 蒸し器にかけて話し込んでいたらすっかり忘れてしまって蒸し
過ぎてしまいました。 でもけがの功名というか、『鰤カマ』は随分柔らかくなったものの、臭みが消えてこ
れはこれで美味しく頂けました。 カボチャもまずまずだったのですが、カリフラワーはとろける感じで頂け
ませんでした。                                         ・

最後は『鰤のズケ茶漬け』でしめるように考えていました。 「でも好き嫌いもあるしなぁ。」と思って直前
になって確認してみたところ、「私は海辺育ちなのですが、恥ずかしながら『生魚』が苦手なんです。」と帰
ってきました。 さて困ったことになったぞと再度確認しました。 「完全に生ということはないですが、さ
りとて完全に火が通っているともいえないようなものだと如何ですか?」という問にも「生魚には弱いです。
」と同様のご返事でした。                                    ・

さて、困ったことになった。 急遽メニューを変更しなければなりませんが、はて、さて。 初めての食事会
でもありますし、お祝いの意味を込めてご飯は『赤飯』を蒸すことにしよう。 それに蒸した鶏の胸肉とたっ
ぷりの野菜ではどうだろうということでマーケットに走りました。                  ・

鶏の胸肉にはたっぷりの『塩麹』をまぶして、フリーザーパックで包み、沸騰したお湯に一晩泳がせます。・
翌朝見てみるといい具合に蒸し上がっていました。 これにレタス、カリフラワー、セロリ、カイワレ、ミニ
トマトを混ぜて、レモンを絞って食べて頂きました。                        ・

今日のメニューは如何だったでしょうか? さてその後はおしゃべりタイムです。 後でフィリピンのインス
トラクターに「ご婦人のおしゃべりのようなものです。」と話して笑われましたが、12時に電停にお迎えし
て5時にお見送りしましたので、延々5時間のおしゃべりでした。 それで何をしゃべったのかというと、お
酒がどんどん進み、そのため覚えていることも少ないのですが・・・まぁ彼の博識を拝聴するという感じでし
た。                                              ・

今では酒どころとして東広島が有名になっていますが、広島の酒の発祥は安芸津なのだそうです。 そして『
大吟醸』という酒も安芸津が発祥で、ここの杜氏が全国に散らばっていく過程で全国的に有名になっていった
と話して頂きました。 でも本当に美味しい酒は昔『二級酒』と呼ばれていたもので、今日持参していただい
た酒はその伝統を受け継いでいる数少ない安芸津の酒蔵のものなのだそうです。 酒の蘊蓄でも負けました。

山間の集落にあった、築100年といういような古民家を買ったのだそうです。 藁ぶきの屋根を治すのに『
カヤ』を何年もかかって貯めてふき替えたそうで、6畳3間の立派な別荘になっています。 お正月前には地
域の人と『餅つき』を楽しみ、時に音楽会を開くといっていました。 近々クラシックギターのプロがここで
演奏会をするそうです。 その折にはご招待いただけることになりました。              ・

もう1つお土産をいただきました。 数人のお仲間で作っている『ユーラシア大陸研究会』の寄稿文で、今回
頂いたのはVol.1『ここに地果て海始まる』でした。 ポルトガルの西端『ロカ岬』からスペイン国境ま
での旅の様子を綴っておられます。 写真も文も素晴らしい。 あれもこれも私には真似ができません。 ・

その他にも沢山話したのですが、ここには書ききれませんし、大部分を忘れてしまいました。 またお招きい
ただいた時に紹介できる事柄もあるでしょう。 今日は5時から英会話のクラスを取っていました。 それで
最後は追い出すようなことになってしまって申し訳なく思いながら今日の『黄昏亭』をお開きにしました。・
















































1月10日



ギターのレッスンが終わりました

発表会まであと10日となりました。 この後17日にもう一度レッスンを受けて、それから発表会に臨むこ
とになります。 『Sor etudeOP31-1』『早春賦』ともかなり完成度が上がってきたと思いま
す。 ただ、この2曲を続けて演奏したとき、2曲目で躓くことがまゝあります。 残りの期間は常に2曲を
連続して演奏する練習に切り替えます。                              ・

それと、あと2~3か所で指がスムーズに回らないところがあります。 この部分は指が勝手に動いてくれる
まで練習をして本番に備えたいと思います。 この辺りが今日のレッスンの指摘事項でした。 泣いても笑っ
てもあと10日、できれば皆さんの感動をよぶような演奏がしたい、これが私の望みです。       ・

donation

今日郵便局へ行って、石川県に『義援金』を送金しました。 わずかな金額ですが、被災地の復興の一助にな
ればと思います。 いろいろな団体が募金を求めていますが、私は石川県の指定口座に直接振り込みました。
 
送信先をネットで調べてみたところ、結構いろいろなところが義援金の寄付を求めています。 赤十字、ユニ
セフ、共同募金会などの他、これは何の団体だろうと思うような名前のものもありました。 先日共産党が義
援金を流用していたというニュースがありました。 こうした中抜きを回避して被災地に直接善意を届けるた
めには石川県が指定する口座に直接送金するのが一番良い方法だと思い、そのようにしました。     ・

なお、口座番号は石川県のホームページ、『令和6年、能登半島地震に係る災害義援金の受付について』にあ
りますので参考になさってください。                               ・





































1月 7日


奇跡じゃない

昨日の英会話のレッスンで、フィリピンのインストラクターが言いました。 「JALの飛行機事故で大火災
の中、全員が脱出し助かったというニュースがあった。 しかも 379人全員。 私の国ではこんな奇跡は
決して起こらないと思います。 どうしてこんな奇跡が起こったの?」 また、このインストラクターだけで
なく、海外の多くのメディアもこれは『奇跡』だ。」と称賛しています。               ・

しかし私はそうは思いません。 これは1つには機長の沈着冷静な判断と適切な指示、CAの素早い避難誘導
この人達の肝の座り方、そしてCAの指示に従いパニックに陥らなかった乗客の引き起こした必然の結果だと
思います。                                           ・

極端な言い方をすれば、これは『民度』の違い、『誠実さ』と『利他』の精神の賜物だと思います。 一生に
1度遭遇するかどうか分からない大事故に対して、クルーは絶え間なく『誠実』に訓練を続けています。 長
年危機管理に携わってきた経験から言えば、危機に当っての唯一のよりどころは平素のたゆまない訓練だと思
います。                                            ・

そして危機に当たって必ず頭を持ち上げる我が民族の『利他』の精神だと思います。 おそらくこの事態を『
奇跡』だと考える多くの国では危機に当たっては『利他』より『利己』が優先するのではないでしょうか。 
例えば我が国では被災地に救援物資が届いても奪い合うようなことはまずありません。 静かに順番を待って
必要なものだけを受け取っていきます。 外国の方は、私たちにとっては極当たり前のこんなことに大変驚く
と聞きます。 一例をあげれば、これが『日本精神』、『民度』だと思います。            ・

我が国には例えば倒れた子供を踏みつけてでも我先に脱出しようとする輩はおそらくいないでしょう。 そし
てむしろ「子供や女性を先に助けてやってくれ!」と言うでしょう。 私たちの精神の根底にはいまも『武士
道精神』が息づいているのだろうと思います。 『葉隠』の一節に『武士道とは死ぬことと見付けたり。』と
ありますが、この意味は『人のために死ぬ』というように解釈されます。               ・

自然災害の多い我が国の人々の間に、長い時間をかけてこういう『日本精神』が醸成され、いまも脈々と息づ
いている。 本当に素晴らしいことだと思います。 私たちはそういう民族なのだと胸を張りたいですね。・
一方で、こういう称賛されるべき行為にケチをつけ、そういう『日本精神』を貶めようとする反日日本人もい
ます。 「貨物室の猫が2匹死んだ。」と言ってこの偉業を貶めようとした某朝日新聞には呆れます。 こん
なことだから私は朝日新聞の購読を止めたのです。 こんな反日メディアは早く見限ったほうがいいですよ。






































1月 5日


お正月料理

毎年暮れになると息子から『鰤』の片身が届きます。 知り合いに魚市場の関係者がいて、毎年お世話になる
ようです。 ご近所からはつきたての『丸餅』が、妹からは『黒豆』『くわい』などの野菜が届きます。 私
はいわばこのような頂き物でお正月を過ごさせて頂いているようなものす。 『おせち』『刺身』『雑煮』『
ズケ』、毎日こんな贅沢をして、大体5日になって『鰤』の『ズケ』で締めくくります。 今日もお昼ご飯は
『鰤』の『ズケ』茶漬けでした。 明日からは『普通食』?に戻ります。               ・

 

これは恒例のシンプル『おせち』です。 『三つ肴』の『黒豆』『数の子』『田作り』のほかに『酢蓮根』『
くわい』(これらも縁起物の1つ)、それとこれは縁起物ではありませんが、今年は『押し寿司』を添えまし
た。 お酒は『白牡丹』の純米クラスです。 先日の工場見学で、「味は精米歩合50%程度が一番うまい。
」ということを蔵元から教わり、かつ実感しましたので、お正月ではありますが、あえて中間どころにしまし
た。                                              ・

 

『押し寿司』は『マグロ』と『ホタテ貝』にしました。 このところ『押し寿司』に凝っていて、かなり頻繁
に造ります。 冷凍庫にはいつも『マグロ』の切り落としや『鯵』の三枚おろし、『コノシロ』の酢〆などが
泳いでいます。 トッピングには思い付きで『花っこリー』の花や『金時人参』のスライスなどをあしらって
みました。                                           ・

毎日ただ1人、造っては食べ、後片付けの毎日ですから、あまりいい飾りはありません。 ドサッ!と放り込
むというよな感じです。 ただ、どうせなら美味しく食べたい流儀なので、味にはそれなりの工夫をします。
お雑煮に『鰤』というのはなかなかの取り合わせだと思います。                   ・
 

こんなところが私の『正月料理』です。 正月の3日間は全く外出しませんでした。 元旦から『実業団駅伝
』、2日、3日と『箱根駅伝』を見て、後はボロボロとギターを弾き、年賀状の構想を練って過ごしました。
そして昨日郵便局へ出掛けて年賀状を買い、印刷して今日発送しました。 毎年こんな具合です。    ・

20日にギターの『発表会』があります。 演奏曲は昨年お知らせしましたが、両方ともまだまだ完成の域に
は程遠いです。 取り敢えず通して弾けて、それから味付けという段取りなのですが、果たして間に合うので
しょうか。 日にちはどんどん迫ってきます。                           ・

































1月 3日


幸先がよろしくありません

1日に能登半島沖で大きな地震があり、多くの方がお亡くなりになりました。 そして2日には羽田空港でJ
ALの旅客機と海上保安庁の専用機が衝突炎上しました。 JALの乗客乗員379人は全員無事に脱出しま
したが、海上保安庁の副機長をはじめ5名のクルーがお亡くなりになりました。 痛ましいことです。 心よ
りご冥福をお祈りいたします。                                  ・

富山県はじめ近隣4県に『災害救助法』が適用されました。 寒い時期です。 行政機関には1日も早く日常
が取り戻せるよう、早期の復旧をお願いします。 また羽田空港の衝突炎上事故についても出来るだけ早く原
因を究明し安全運航のための再発防止策を策定して信頼を回復して頂きたいと思います。        ・

令和6年はいきなり暗いニュースでスタートすることになりました。 幸先がよろしくないです。 何だか不
確実性の高い国際情勢の行く末を象徴するように思えてなりません。 私の杞憂であればいいのですが、今月
13日に行われる台湾総統選挙をかわきりに不穏なことが起こるのではないかと心配しています。    ・

箱根駅伝では『絶対王者』と言われた駒沢大学を、『負けてたまるか大作戦』の青山学院大学が下し、歴史的
な勝利をおさめました。 2区、3区の快走をはじめ、原監督の打つ手打つ手がみごとにはまりました。 駒
沢大学が青山学院大学に『翻弄』された感が強いです。 第100回記念大会の戦いは長く箱根駅伝史に語り
継がれるでしょう。                                       ・

今日は1ファンとしての喜びを書こうと思っていましたが、相次ぐ災害・事故に喜びも半分です。 従って今
日はこの辺りで筆をおきます。 今夕の『お勤め』で手を合わせ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたい
と思います。                                          ・













































     



1月 1日



新年のご挨拶


新年明けましておめでとうございます。 皆様には恙なく新年をお迎えになられたことでしょう。 皆様にと
ってこの年が輝かしい1年となりますよう心からお祈りいたします。 旧年中は私のつたないページにお付き
合いいただき誠に有難うございました。 今年も『まだまだやれるのだ。』と肝に銘じつつ、平凡ながら私の
生きていく様を淡々と綴っていきます。 アクセス・カウンターが上がっていくことが唯一の支えになります
ので、引き続きよろしくお願いいたします。                            ・

世界は『何があってもおかしくない』不確実な時代に入りました。 権威主義国家は欲望を隠さなくなってき
ました。 ハマス、ヒズボラ、フーシなどのテロリストとその陰で暗躍するならず者国家、移民問題に苦悩す
るヨーロッパ社会、民主主義国家のリベラル化。 国内に目を転ずれば、あからさまに領土拡張を推し進める
隣国、それに迎合する媚中政治家・マスコミ・左翼学者、国家観を持たない政治家・官僚・産業界、リベラル
勢力の台頭、自らの金儲けのために政策を歪める政治家、自由民主党の堕落、ヨーロッパが主導する低炭素・
EV化政策への盲従、こうしてあげれば憂慮する事柄にはきりがありません。             ・

さて今年の我が国は一体どういう方向に向かうのか。 私は真の保守主義・日本精神を取り戻す1年であって
欲しいと思っています。 憲法の改正、他国の侵略を許さない防衛力の強化、皇統の維持、国土の浸食阻止、
スパイ防止法の制定、教育制度の改革、私はこういう理念を掲げる政治家を応援し、政治、行政を国民の手に
取り戻す、そういう1年にしたいと思っています。                         ・

私事ですが、私の今年のresolutionを『苦手の克服』、『native pronunciati
on』の克服にしたいと思っています。 最近になって、外国の方と『日本語を介さないで』(頭の中で)話
が出来るようになっている自分に気が付いています。 それでも英語を『母国語』とする人達の発音がなかな
か聞き取れません。 ここが私の課題です。 この克服に向けて今年も頑張り続ける覚悟です。     ・