3月15日



久し振りに街に出掛けました

久し振りに街(広島市の中心部)に出てきました。 昨年の1月にマレーシアからおみえになったご家族をご
案内しましたが、おそらくそれ以来の街だったと思います。 駅前の福屋でボールペンのインクを買って、歯
医者で歯の治療をして、『おこのみ村』でお昼を食べて、八丁堀の福屋で修理をお願いしていた数珠を受け取
って、モンベルで帽子を買って電車で楽々園まで帰り、仏壇用の花を買って帰りました。        ・

歯は噛み合わせの調整をして暫く様子を見ることになりました。 眠っている間に歯ぎしりをしたか、豚のス
ペアリブが固かったか、ギターの練習が過ぎて肩こりから歯痛に及んだか、原因はよく分かりませんが状況は
相当深刻だと先生に言われました。 1日でも長く温存しなくては。                 ・

『お好み村』はやはり閑散としていました。 客足は一時よりかなり戻ってきたそうではありましたが、修学
旅行がキャンセルになり、海外からの観光客も途絶えて往時の賑わいはありませんでした。 昼飯時をかなり
回っていましたので余計にそのように感じたのかも知れません。 久し振りに『お好み焼き』を頂きました。
今日お世話になったお店は店主がかなりこだわりをお持ちです。 冬場は塩分を控え、夏になると逆に塩分を
増やしてミネラルの補給を助けるというような気配りのある『お好み焼き』を提供しています。 しかも塩は
『天然塩』を使っています。 私はそのことに気が付いているのですが宣伝もしませんし、そのことを知って
いる人は少ないでしょう。 さりげなさ、これこそが本物の『おもてなし』ですね。          ・

 

街はコロナ一色でした。 まるで『コロナ狂奏曲』の様相を呈しています。 電車にのれば1駅ごとに「コロ
ナ感染防止のためマスクの着用にご協力ください。 咳エチケットをお守りください。」 あれやらこれや、
車掌さんも名調子でアナウンスしていました。 アピールしたいんですかね。 ともかく街中がまさに集団ヒ
ステリック状態に陥っていると感じました。 モンベルでも「感染防止のため店員との接触は短時間に限らせ
ていただきます。」などとアナウンスしていました。 マスゴミが恐怖心ばかりを煽るものだから何だか世の
中がすっかり正常な判断力を失なっているように見えます。 息苦しい世の中になったものだ。     ・

「あなたコロナのワクチンを打ちます?」と『お好み焼き店』の店員さんに聞かれました。 きっと誰かに聞
いてみたかったのでしょう。 ちょうどいいのが見つかったと思ったでしょうか。 「私は打ちませんよ。・
遺伝子操作で初めて実用化し、しかも動物実験も臨床試験もしていないようなものは怖くてとても打てません
。」 「そうですね。 私も打たないつもりです。」                        ・

皆さんワクチン接種を不安に思っているようですね。 私はこの裏には何か陰謀があるように思っています。
製薬会社、政府、マスゴミ、SNS,WHO、みんながグルになって何かを企んでいる。 いろいろな情報を
手繰り寄せていくと何だかきな臭い匂いがしてきます。                       ・

楽々園の花屋さんは行きつけのお店です。 最初の頃は『安かろう悪かろう』だなぁと思っていましたが、最
近はかなりいい花を扱うようになっています。 『最近では長持ちがすると褒めて頂くことが多いんですよ。
」と店主が言っていました。 お彼岸が近づいていますから今日は少しお値段高めでしたね。 赤白のスプレ
ーカーネーション、家に戻って早速仏壇の花を取り替えてやりました。 今年もお彼岸には『おはぎ』を供え
てやらなければ。                                        ・







































3月12日



友達と逢ってきました

友達と逢ってきました。 彼とは40年来の友人で、一時は車椅子を覚悟しなければならなかった腰痛から救
ってくれた恩人です。 もしあの時彼と出会わなかったらどうなっていただろうかと折りに触れて考えます。
おそらく他に道はなく、「術後5年間は保証できる。」といったあの外科医に勧められるままに手術をし、悲
惨な結果になっていたのではないかとそんなことを想像します。 少なくとも今のように1日1万歩以上を歩
くような、そんな全うな身体にはならなかったでしょう。                      ・

「ワシも必死じゃ、信じてついてきてくれにゃ治せるもんも治せん。」 こういっては何度も叱られました。
こうして頑張り通した結果、ある日奇跡的に腰痛から解放されたのでした。 その後も体調が下がると彼を訪
ねては調整して貰ってきました。 その彼も数年前にリタイアし、今ではこうして1か月に1回程度顔を合わ
せお互いの健康を気遣ったり近況を報告し合ったりという間柄になっています。            ・

その頃の話になると、「業をいらしゃァがったよのう。 じゃが、ワシも必死じゃったで。」と口癖のように
いいます。 厳しかった父親から免許皆伝を受けて整体治療院の跡をついだばかりでしたのでこれは往時の彼
の偽らない心境だったろうと思います。 私としてはなかなか改善しない症状に、時に若い彼に不安を募らせ
ることもあった訳ですが、そんなとき前述したように声を荒げて叱られたものです。 そんなこともいい思い
出になりました。 もちろん彼にはいいようもなく感謝しています。                 ・

広島市の西区に『イズミ美術館』があります。 この美術館は高級バッグなどを扱っている店舗の最上階にあ
って、喫茶室が併設されています。 アクセスがいまいちですし、宣伝もしない地味な美術館ですから来館者
も少なくまた場所柄とても静かなので気に入っていて彼とは毎回ここで逢うことにしています。     ・

そしてコーヒーとケーキ、更にコーヒーを追加して1時間半ほどだべります。 「まるでご婦人のおしゃべり
のようじゃな。」などとおかしく思ったりします。 顔馴染みになった店員さんもきっと「またあの2人が!
」と思っているに違いありません。 喫茶室に隣接して中庭がしつらえられ、綺麗に整備されていてとてもい
い雰囲気を醸し出しています。 そして中庭に向き合うこの場所と雰囲気が私達のお気に入りなのです。 ・

 

むかし広島に『イズミ』というマーケットがあったのをご存知でしょうか? いまは『youme town
』と名前を変えて広く西日本に展開しています。 その『イズミ』の創業者の母親がNHKの朝ドラ『おしん
』のモデルになった人だと言われています。 そしてこの美術館もその創業者の所有です。 もっとも『おし
ん』のモデルは1人ではなかったという話もあって今日はそんな話で盛り上がったリしました。     ・

1人で暮らしていると他の人と話す機会は多くはありません。 ましてや今日のように顔を合わせて語る機会
となるとさらに少なくとても貴重な時間です。 何だか引かれ合っている間柄ですからこの時間は余計大切に
したいと思います。 取り留めのない話題になりましたが、大切な友達と逢ったというそんなお話しでした・












































3月 9日



なんば歩き

私の友達には『蘊蓄』を披露したがる人が多いように思います。 きっと私自身がそうですから(ただし私の
場合は一知半解)類は類を呼ぶということかも知れません。 同じ町内の『39堂主人』に有機肥料を語らせ
ると止まることを知りません。 畑の脇に肥料小屋を持っていて、ムシロの下では木の葉などが発酵していま
す。 発酵を促進させるために『納豆菌』を使うようですが、その納豆菌さえ自分で作ると言っていました。
また発酵の温度が70度まで上がらなければ満足な肥料はできないともいいます。 この辺りの『蘊蓄』を熱
く語ります。                                          ・

チヌ釣りを通じて友達になった『若い友人』も人後に落ちません。 この人の場合は『蘊蓄』というより『こ
だわり』かも知れません。 特に『フカセ釣り』に関しては一方ならぬこだわりを持っています。 そこから
得た知識を語りますから彼の『蘊蓄』もかなりのもので、ネット上でもかつては大向こうをうならせたもので
す。 その彼はどうしていたのか、ここ2年ほども音信不通でした。 電話もメールも遮断されているように
見えました。 最近になって共通の釣友を介してやっと連絡が取れましたのでその内改めて『蘊蓄』を聞かせ
て頂きましょう。                                        ・

元私の上司の『ランドさん』の『蘊蓄』も凄い。 この人の『蘊蓄』は誠にもって幅広です。 『第二次世界
大戦における日本軍の誤謬』、『東大閥の弊害』、『マスクの効用』、『深層海洋水から取った天然塩とそれ
を使った味噌』、『某社の優れた空気清浄機』等々、そして最近では『なんば歩き』を語ります。    ・

皆さんは『なんば歩き』をご存知でしょうか? 言葉は聞いたことがあってもどういう歩き方をするのかご存
知ない方が多いのではないかと思います。 或は『右足を前に出すとき、同時に右手も前に出す』というふう
に解釈されている方も多いのではないでしょうか。                         ・

『なんば歩き』は明治以前の日本人の生活に密着した普通の歩き方だったのですが、西南の役以降に軍隊に導
入された西洋流の歩き方(以下西洋歩き)に駆逐されたといいます。 『なんば歩き』は農作業や武道の観点
からみれば極めて合理的な動き(竹刀を握った時、鍬を握った時の手足の位置を想像してみて下さい)で、し
かも昔の健脚はこの歩き方で1日140kmほども歩いた(走った)といいます。 実は最近この『なんば歩
き』が見直された事例があります。 著名なアスリートの高野進さん、末續慎吾さんが短距離走にこの動きを
取り入れて好成績をおさめられたことはつとに有名です。                      ・

西洋歩きが上体を右左にねじりながら歩くのに対して、『なんば歩き』は右左が交互に上下する動きになりま
す。 『ランドさん』に言わせれば内臓に負担をかけない理想的な歩きだといいます。 前述したように右足
・右手が同時に前に出るという動きではなく、右足が前に出るとき右手(或は右肩)がやや下がるという動き
になります。 このことはネットでも詳しく解説されています。 『ランドさん』はご自身の経験から楽に早
く歩けると力説していました。                                  ・

私も現在はこの歩きをウォーキングに取り入れていて、手足を意識しなくてもこの動きが普通にできるように
なっています。 両手を大きく振るのではなくて、私の場合は両手が軽く左右に揺れているという形になりま
す。 実際の歩きの中で気が付くことは1歩の歩幅が大きくなります。 脚を後ろから引き抜いて前に出すと
いう動きではなくて、重心を前に置き、意識の中で倒れる力を利用しながら前に足を置くというい感じになる
でしょうか。 そういう動きのなかで歩幅が大きくなることと、(後ろ足で蹴るような)力を入れませんから
急な上り坂も随分楽に登ることができます。 従って疲れが全く違います。              ・

実は私は『なんば歩き』とは知らず、この動きを随分前から実践していました。 宮島の登山道には石段が多
くまた蹴上が高いためむしろ下りに難渋します。 普通に西洋歩きで下って行くと着地した際、全体重が膝に
かかります。 これが続く訳ですから結構膝痛に悩まされてきました。 そこである日経験的に思い付いたの
が『○○○歩き』でした。 想像してみてください。 最近は見ることが少なくなりましたが、威勢のいいお
兄さんの肩で風切る歩き方は『なんば歩き』に見えませんか? そのように踏み出す脚の側の肩を前に押し出
すように、うねるように下ると体重が後ろに残りやすく比較的楽に下って行けます。          ・

ご婦人の一団が「膝がいたくなるねぇ。」などと言いながら弥山を下っていました。 そこでこの『○○○歩
き』をお教えして「ほんに!}と感謝されました。 その折一言だけ申し添えておきました。 「街中では絶
対にこの歩きをしないでくださいね。」 そこで一同大笑いになったものです。            ・

ところで余談。 最高の『蘊蓄家』といえば、あなたはどなただと思われますか。 私は個人的には喜悦大学
教授の高橋洋一さんだと思っています。 政治家であれ官僚であれ、左翼の論客であれ高橋さんに反論できる
人はまずいないでしょう。 興味がおありならネットで『高橋洋一チャンネル』をご覧になってください。・
広範な『蘊蓄』に溢れています。 こういう頭を持って生まれたかったなぁ。 同じ高橋ではあるのですが。






























3月 7日



初めてのロシア人講師

今日初めてロシア人講師のレッスンを受けました。 講師は26歳の女性で、ロシア婦人らしいふっくらした
顔だち、体つきの方でした。 随分クリアな英語を話される方で、かなり早口だったにも関わらずほぼ完ぺき
に聞きとれました。 ただ南国フィリピンの講師の陽気さとは打って変わって、陰気というほどではありませ
んが、何となしに乗りにくいという印象がありました。 これがお国柄なのでしょう。         ・

今回は初めてということもあって自己紹介のあとお互いの地域ついて気候、観光、文化、宗教、ローカル食、
産業などの幅広な話題となりました。                               ・

彼女のお住まいはアルタイ共和国の首都バルナウルです。 アルタイ共和国はカザフスタンに接し、モンゴル
共和国、中華人民共和国国境にも近い、ほぼ中央アジアといってもいい内陸部に位置しています。 市の中心
部をオビ川が流れ、遠く北極海に注ぎます。 オビ川はアルタイ山脈を源流としていますが、山脈はアルタイ
共和国内ではなく、モンゴル共和国との国境にあります。                      ・

「アルタイ山脈は絶好のピクニックコースで・・・」といいますから極近い所なのだろうと思っていたら、何
と車で7時間かかるといいます。 あの広大な国では距離や時間の感覚が私達とは全く違っているのだと実感
しました。                                           ・

バルナウルは比較的平地が多く、産業は農業が中心でジャガイモなど多くの作物が輸出されています。 ex
portとだけ聞きましたから国内向けか海外かは分かりません。 他にはプラスチック工場、タイヤ工場な
どがありますが規模は小さいようでした。                             ・

気候は夏場は27度前後で非常に過ごしやすいですが、真冬の1、2月は非常に寒く−30度くらいまで下が
るそうで、小中学校が自宅待機になることは珍しくないと言っていました。 それでも大学生や社会人はせっ
せと出掛けて行くのだそうです。                                 ・

市の人口は70万くらいっでロシアでは22番目に大きい街です。 
宗教は『オーソドックス』が大半で、『
カソリック』信者も僅かながらいます。 彼女の宗教は『オーソドックス』です。 従ってクリスマスは1月
7日に祝います。 この日には教会に行ってお勤めをし、祖父母の家に集まってキャビアなどで豪華な食事を
します。 「リッチですね。」と問いかけたら「新年とクリスマスだけですよ。」と笑っておられました。 

 

またクリスマスにはこの写真のような大きな人形を焼いて厄払いをする習慣があるそうです。 『とんど』と
似た行事ですね。 この人形が何を意味しているのか、もしチャンスがあれば次回にもう少し掘り下げて聞い
てみたいと思っています。                                    ・


 

これはバルナウルにある『オーソドックス』の教会です。 『カソリック教会』はとんがり屋根が多いですが
『オーソドックス』はセルビアでもそうでしたが丸型屋根が多いようです。この辺りも次回に聞いてみようと
思います。 彼女もこの教会で結婚式をあげるやに聞きました。 結婚衣装は中央アジア風の民族衣装だろう
と思っていましたが、こんなモダンなドレスがこの地域での結婚衣装だと言っていました。       ・


特別な日にはこのような料理を作ります。 それぞれのレイヤーが何であったか忘れましたが、一番下のレイ
ヤーは『ニシン』です。 やはり塩漬けのものでしょっぱいそうです。 「どう、ferring roeは
食べるの?」と聞きましたが、『数の子』を食べる習慣はないようでした。 料理の名前は『herring
in ”shuba−coat”です。 ロシア特有の厚いコートに進まれた『ニシン』という意味でしょう
か。 とても伝統的な料理の1つだそうです。                           ・

 


昨夜は『マッシュルーム・スープ』を作ったそうです。 『ロシア語ではchampigron』、キノコの
名前は『honey mushroomです。 きっと『しめじ』の一種だと思います。 さて主食は何だっ
たのでしょうか? これも次回に譲ります。                            ・

 































3月 7日



ギターレストの話し

『ギターレスト』の吸盤が壊れてしまったので、レストの制作者に連絡して新しい吸盤を送って頂きました。
ギターをやらない人には馴染みがないかも知れませんが、一般的にはギターを胸の前で固定するため左足を『
足台』に乗せて上げた左太腿の上にギターの胴を乗せ、太腿と胸と右手でギターを安定させます。    ・

この方法はいかにもギターをアクティブに構えているように見え、多くのプロフェッショナルがこの方法を取
っています。 ただこの構えでは骨盤が不自然に傾いているため負担が大きく、多くのギタ―リストが腰を痛
めているのだそうです。 私も最初はこの方法を取っていましたが、元々欠陥のある腰ですからかなりきつい
思いをしていました。                                      ・

そうした折、先生から『ギターレスト』を勧められました。 これを使うと自然に椅子に座ったとき左腿の上
のレストがギターを胸の前に軽々と固定してくれます。 従って腰への負担は全くありません。 ギターだっ
て入れ込む時にはボディーアクションも必要ですから『足台』がいいのかレストがいいのか一概にはいえませ
んが、私はこのレストが気に入っています。 長く練習しても殆ど疲れません。            ・

 

私が使っている『ギターレスト』は私達のギターの仲間が作っていて、先生の評では今現在わが国ではもっと
も優れたものなのだそうです。 研究熱心な人で自身の演奏経験から改善を重ねられています。 現在私が使
っているものが恐らく最新バージョンなのだろうと思います。 『アルハンブラの思い出』で有名な朴葵姫さ
んもこのタイプを使用されているようです。                            ・

全てがハンドメイドです。 また演奏者に最適な形状、おそらくサイズと傾きにするため前から、上から、脇
から写真を撮り、おそらく補助線などを引いて個々人の最適な形状を割り出しているのだと思います。 従っ
て私のレストは私専用になります。 木製で風格もあります。 ギターがお好きで、とはいえ腰の痛みに悩ま
されている方がいらっしゃればこの『ギターレスト』をご紹介できますよ。 誤解を招かないようあえて言っ
ておきますが、私は決して回し者ではありません。                         ・




























3月 5日



落ちた!

今日最後の調査資料を広島県に送り、5カ月に及ぶ『労働力調査』1年目が終わりました。 単純に言えば『
調査票』を配って記入して貰って回収して歩く。 結果を点検して県に送るという単純な仕事ですが、調査対
象を間違えるというのが最低ですし、よくチェックしていないと手戻りができたりと結構気を使う作業です。

面倒くさがられたり、一言二言不足を言われるのはまぁ普通によくあることです。 それよりはなかなか捕ま
らないのには参ってしまいます。 大体夕方から夜にかけて伺うのですが、それでも捕まえるのに二日三日か
かるということはしばしばあります。 家の前で車を止めて1時間ばかり待機し、しかもむなしく引き返すと
いうことが今回は何度かありました。                               ・

私の調査区はかなりの僻地で、もちろん車で行き来するのですが一旦我が家に引き返したとしてもコーヒーを
1杯啜ったらまた出掛けるようなことになるので、できるだけ現地で粘ります。 寒いのには閉口します。・
8時9時になると周囲は真っ暗で物音も途絶えます。 昨夜は車のライトの中に『テン』をみました。  ・

そういう田舎ですから道幅も狭く、離合できる場所は殆どありません。 従って駐車ができる場所から近回り
は歩いて回りますが、遥か彼方にポツンと燈が見えるようなお家には流石に車で向かいます。 行くのはいい
のですが、方向転換が厄介です。 特に夜になるとどこまでが道なのか、道を確認するため何度も車から降り
たりしたものです。                                       ・

昨夜は今回の調査の最後の最後のお宅を訪問しました。 このお宅も大体8時過ぎでなければお帰りではあり
ません。 2回目の訪問でしたが首尾よく調査票を回収できて帰途につきました。 50mほどバックすると
右折して帰路につけます。 バックミラーで確認しながらやっと三叉路にたどり着いて「さぁあと僅か」と思
った途端に右後輪がドスン。 細いしかも深いコンクリートの溝にはまってしまいました。       ・

前にも後ろにも身動きがつかなくなってしまいました。 周囲は真っ暗、しかも寒さがこたえます。 「さぁ
どうする?」 JAFを呼ぼうかと考えたのですが、こういう時には苦し紛れの知恵がでるもので近くの建設
現場から角材を2本借りてきて1本をタイヤの後ろ側にあてがい、少しバックしてもう1本をタイヤの前にあ
てがってそろそろと前進してみました。                              ・

1回目は失敗したのですが、その時どうやら角材がうまくタイヤの下にはまったようでグワッ!と脱出できま
した。 ただタイヤが相当空転したようで焼けた匂いが鼻について暫く消えませんでした。 ホント、安堵の
胸を撫でおろしました。 失敗すれば助けがくるまで真っ暗な三叉路で立ち尽くすことになるところでした。

1年後には恐らく2年目調査の依頼が私のところに来るのだろうと思います。 正直を言って、つくづくもう
勘弁願いたいなぁと思いつつ帰路につきました。 『落ちた!』というこういう大のつく失敗談でした。 ・















































3月 3日



巣籠り解除

今日は『ひな祭り』ですね。 『菩薩様』の掛け軸のひな人形は立春に出してやっています。 そして今日は
例の『柿の木村』に出掛けて『鄙菓子』を物色しました。 『ひなあられ』や『餅』『白酒』などが並べてあ
りましたが、後で私の口に入ることを考えて『クッキー』にしました。                ・

 

『レーズンサンド』・・・国産小麦粉、有機菜種油、有機レーズン、有機クルミ、有機無花果、有機豆乳など
全て有機の食材が使われていると記載されていました。 もちろん全て国産で遺伝子組み換えでない食材を使
っていますとも。 お味の方は余り垢抜けしない田舎の味でしたが、むしろ味わい深い。        ・

それはそれとして、今日はちょっとした記念日です。 好天に恵まれながら少し冷え冷えしました・・・が思
い切って『巣籠り』を解除しました。 どういうことかというと、答えは簡単、「掃き出しのガラス戸の内側
にぶら下げていた『アルミシート』を全て取り外しました。」ということです。            ・

我が家は築30年のマンションで、古いからかグレードが低いからか、端っこで3方がガラス戸で囲まれてい
るからか、下の階が冷凍庫になっている?からか冬場はとても寒いのです。 それにストーブを使うと朝方に
は結露が滝の如く流れます。 あれもこれも始末が悪い。 そこで一計を案じ窓の内側に『アルミシート』を
ぶら下げて寒さをしのいできました。 これはかなり効果的です。 結露もほぼありませんし、部屋の温度も
さほどは下がりません。                                     ・

こうして一冬を過ごしてきたわけですが、部屋の中はまさしく熊の『巣籠り』の如し、もちろん電灯がなけれ
ば真っ暗、窓越しに外界を覗き見ることもできません。 そこらじゅうにカビが密集しているのではないかと
いう環境の中で生活してきました。 そしていま『アルミシート』を取り外した途端に部屋中が明るい光で満
たされて感動的でした。                                     ・

春だ!春だ!という感じ。 南の竹藪はサワサワと揺れているし、東の広島湾は陽光にきらめいているし、あ
ぁ開放的だ!開放的だ!。 でも窓ガラスは埃だらけ、 見えなければ何ということもないのですがねぇ。・
一仕事できました。 近いうちにスプリング・クリーニングをしなければ。              ・






















2月27日



柿の木村・天然塩醤油

吉賀町のアンテナショップ『柿の木村』というファーマーズショップが廿日市市宮内にあります。 佐伯線の
沿線、宮内交番の隣りにありますがとてもひっそりとした佇まいで、誠に目立たない存在です。 アンテナシ
ョップですからいわば吉和町の顔、もう少しアピールのしかたもあるのではと思うのですが。      ・

 

私のウオーキングコースの途中にありますので一昨日思い立って立ち寄ってみました。 セールスポイントは
『食の安全』で無農薬、オーガニックで育てた無農薬野菜や海水塩を使った味噌・醤油などを販売しています
。 他には豆腐や揚げ、椎茸などの加工農産物、駄菓子、ポン酢などのシーズニング、お茶なんかも売ってい
ました。                                            ・

「日本は農薬の使用量が多いので野菜は極力控えるように」、ヨーロッパから日本に旅をするとき旅行会社か
ら渡されるパンフにはこのような注意書きがあるのだそうです。 確かに予防薬が沢山使われているケースが
あるとは聞いていますが、かといって人体に影響を及ぼすほど残留農薬があるのかどうか、使用量だけで食の
安全が語れるのか、そこのところはもう少し勉強してみないと何とも言えません。 しかし私個人としては姿
かたちより無農薬を歓迎していますので、「どんな物を商っているのか」興味があって立ち寄ってみたのでし
た。                                              ・

野菜にはランク付けのシールが貼ってありました。 V1という表示は3年以上農薬を使用していない土壌で
育てた作物、V2は農薬を使用していない期間が3年未満の土壌で育てた作物という分類です。 毎朝2時間
をかけて柿木村からここまで運んでくるそうです。 それに生産者の多くはお年寄りでそれほど大規模には作
れないと言っていました。 従って品揃えがパッとしないうえ鮮度ももう一つのように感じました。   ・


 

その折天然塩を使った醤油を見付けたので昨日改めて出掛けて野菜とともに買ってきました。 2年醸造のも
ので1リットル900円くらいでした。 やはり天然塩を使ったものはかなりお高いです。 味噌を天然塩の
ものに切り替えたこと、それで血圧が下がったことはお話ししました。 もう1つ確かめてみたいのは天然塩
の醤油を使って作った『そば出汁』です。 これで更に血圧が下がれば『天然塩は血圧を下げる効果がある』
というエビデンスになるかも知れません。                             ・

昨夜は早速この醤油を使って『そば出汁』を作りました。 『菩薩流そば出汁』です。 私は全ての煮物をこ
の『そば出汁』で作りますからこれで既製品(ソーセージ等)を除けば全て天然塩由来の食事になります。・
こうして自分の身体を使って人体実験をしています。 結果は後日お知らせします。 ご期待下さい。
  ・

ps:日常使う塩はすでに天然塩(淡路島産の藻塩)に切り替えています。              ・
































2月24日


ギターのレッスンが終わりました

今朝ギターのオンラインレッスンが終わりました。 久しぶりだったのでちょっと先生との雑談が長すぎまし
た。 今夜孫娘のレッスンがあるのだそうですが、孫娘に続く有望な生徒が見学にくるらしいです。 この子
もかなりいいセンスを持っているのだそうですが、このところ少し気合が抜けているようなので、孫娘のレッ
スンを見せて気合を入れ直すのだそうです。 その孫娘はいま『アルハンブラの思い出』を練習しているそう
で、この年齢であそこまでトレモロが弾ければ立派なものだと褒めていただきました。 頑張れ!    ・

さて私のレッスンですが、PavanaTが中心のレッスンでした。 何か所か指摘がありました。 まず和
音と和音の間隔をできるだけ切らないこと。 前の和音を出来るだけ長く押さえておいて、出来るだけ速やか
に次の和音に移る、そうすることで音楽に滑らかさを出すこと。                   ・

指使いについても指摘がありました。 基本的にi(人差し指)とm(中指)を交互に使って演奏するのです
が、テンポが早い部分で同じ指を使ってしまうケースがあります。 これは従来から指摘されてきた私の悪い
癖です。 かなり矯正してきた積りですが、今でも時々これがでます。 これは事故の原因になるので必ず交
互の指使いになるように楽譜に指番号を書き込んで練習すること。                  ・

あと、楽譜に書かれていない部分があって(私にはそれがどのようなものか分かりません)これが特殊な演奏
法なのだそうです。 何だか不思議な指使いを教わりました。 そうすることによって『リュート』の音感が
出てくるのだそうです。 ということはPavanaはバロック音楽なんですね。 きっと。      ・

『木星』には殆ど指摘はありませんでした。 「近所の人がやってきた時なんかにこの曲を演奏すると、喜ば
れますよ。」 ということはそこそこには完成しているということでしょうか。 しかし内実は上手くいかな
い所がかなりあって、私としてはまだまだ不満です。 もう少し演奏技術が上がれば感情も込めやすくなって
くるでしょう。 人様の前で演奏するにはまだまだ練習が必要です。                 。

『牛を見張れによる変奏曲』にも殆ど指摘はなく、「かなりスピードが上がりましたね。ここまでくればもう
十分です。」ということでした。 後はミスタッチを減らすことです。 後半の狂った牛の突進のような演奏
を完璧にやっつけなければ。 もう1曲、『プレリュード』については、「いいですね。」とおっしゃっただ
けで特にコメントはありませんでした。 こんなところが今日のオンラインレッスンでした。      ・

次回に向けて要求がありました。 「PavanaTを徹底して練習すること。 他の曲はいまのところ忘れ
ない程度にとどめてください。 
8月の演奏会では2〜3曲を弾いていただきます。」 ということはぱPa
vanaTは必ず弾かなければならないということでしょうね。 次回練習日は3月10日です。    ・











































2月21日


ちょっと嬉しい


今朝やっとPavanaTが最後まで通りました。 スムーズにという訳ではありませんが、取り敢えず最初
の山を越えたというところです。 まだまだ師匠が認めるには程遠いですが、それでも半月でここまでこぎ着
けたのでちょっと嬉しいです。 最近ギターが弾きたくて弾きたくて、外出していても「早く帰って弾きたい
!」と思ったりすることがあります。 『好きこそものの上手なれ』、いま私は少し成長しているのかも知れ
ませんね。 そうです。 今年の新年の決意は『一歩前進』でした。                 ・

私はお婆さん

昨日ファーマーズマーケットに出掛けて野菜を買いました。 葉つき大根、小松菜、ブロッコリー、キューリ
などです。 今時ちょっと品揃えが悪いようですね。 最盛期には目移りするくらい多彩な野菜があふれます
が、今はきっと端境期なのでしょう。 この辺りがファーマーズマーケットの限界かも知れません。   ・

野菜は1週間分くらいを冷蔵庫(コンテナに詰めて野菜庫ではなく、冷蔵室に)にストックしておきます。・
合わせて『椎茸』を買ってきました。 それほど品質がいいとは思えませんでしたが、とても安かったので2
袋ばかり買ってきました。 そしていま天日で乾燥させています。 干し椎茸は『おから』や『ヒジキ』、『
ちらし寿司』などの必須アイテムなのでとてもよく使います。 自作のものは既製品ほど姿がよくありません
が、要はいい出汁が取れればいいので結構しばしば干してはストックしています。           ・


 

それから大根の葉っぱと揚げをソテーし、そば出汁で味を付けてちりめんをまぶしました。 これも立派な一
品になります。 大根を買う時には出来るだけ葉付きにします。 そしてソテーしたり味噌汁の実に抜け目な
く使います。 主婦感覚がだいぶ身についてきました。 そして『切り干し大根』や『干し椎茸』まで作るに
至ってはもはや主婦を通り越して「田舎のお婆さんだなぁ。」と半ば自嘲しています。         ・





























2月19日



NHKの契約を解除しました

昨日NHKのコールセンターに『受信契約を解除したい』旨連絡をしておいたら、今日広島放送センターから
電話がかかってきて、もう一度同じことを聞かれました。 「受像機はどうされましたか?」 「回収業者に
引き取ってもらいました。 従って証明書などはありません。」 「パソコンにはテレビの機能はありません
か?」 「ありません。」 「スマホのワンセグやカーナビなど、テレビが受信できるものはありませんか?
」 「ありません。」 「分かりました。 後日必要書類をお送りしますので記入して送り返して下さい。」

何だか気が抜けるほど簡単に終わってしまいました。 伝え聞くところでは「家の中を確認させろ。」とか、
かなり強硬なことを言い出すのだと聞いていましたが、そんなことはありませんでした。 ひょっとして後日
抜き打ち検査でもあるのかな? まぁいいけど。                          ・

これで肩の荷が下りたというか、気掛かりだったことが1つ消えました。 テレビは一昨年の正月以降2年以
上全く見ていません。 NHKも民放もです。 しかも2年間受信料だけはしっかり払っていました。 従っ
て受像機が目の前から消えても全く痛痒感はありません。 むしろ気分的にすっきりしています。 新聞もテ
レビも偏向報道が甚だしいですし、特にコロナの報道に関しては国民は大いに煽られました。      ・

多分2類感染症というような非常に感染力や死亡率が高いものではなく、インフルエンザと同じ5類感染症の
レベルではなかったのか、もし5類として扱えるものならば一般病院でも治療できる訳で、それなら医療崩壊
の心配もしなくて済んだはずだと思います。 ところがメディアが煽るものだから政府も方針を変えることが
できなかった、こんなところが真相だったのではないかと思います。 何れ時が経てば次第に真実が明らかに
なってくるでしょう。 でもメディアは誤りを認めないでしょうね。 責任もとらない。        ・

こんないい加減な偏向メディアをこの世の中から一掃できないものかと思っていたところ、インターネットで
興味深い情報発信がありました。 過去のトレンドから計算すると10年後には既存メディアは全て崩壊する
と予測していました。 事実電通は本社ビルを売り、朝日新聞は大赤字を出し、広告はインターネットに流れ
芸能プロダクションも火を噴いている。 確かにその兆しは見えているというか、もう既成事実として奈落へ
突き進んでいるのではないでしょうか。 それでもなお森発言に見られるように一部の切り取りをやって誤報
を流し日本を貶めることに血道を上げている。 3年で瓦解すると予測する人までいるというのに。   ・

因みに私は長年朝日新聞の購読者でしたが、慰安婦問題の大誤報をやり、誤報を認め社長が引責辞任した後で
なおかつ社説で慰安婦問題を論じる姿勢に心底腹が立ち、もう5〜6年前に購読を止めました。 「再講読し
て頂ければ牛肉をプレゼントします。」というダイレクトメールを受け取るに至って、もうこれ以上は腐らな
いなと思ったものです。 従って私は今日完全に既存メディアからおさらばしたことになります。 いまでは
インターネットで様々な情報に接することができます。 この中から真実を探り当てる目を養えば何ら困るこ
とはありません。                                        ・

































2月17日



三寒四温

ここ暫く暖かい日が続きましたが、一転今日から寒さがぶり返すそうです。 北側の山にはご覧のように雪が
流れていました。 『三寒四温』ですね。 こうしてゆっくりと春が訪れます。 梅の花も所によってはかな
り開きました。                                         ・

 

風が強いですから今日はどうでしょうか、一応英語のレッスンが終わって2時過ぎから歩くように考えていま
す。 このところいつものコースをほゞ毎日歩いています。 たまにマーケットまで(コース代わりに)歩く
ことがありますが、その場合も出来るだけ大回りをして少なくとも1万歩は歩くようにしています。   ・

もちろんいつも『身体と相談しながら』歩いています。 疲れても『今日はいける日』と、『休んだ方がいい
日』を切り分けます。 若い頃のように無理はできません。                     ・

ギターの話し

ギターの話です。 いま『PavanaT』を練習していることはお話ししました。 この曲を頂いて1週間
を越えましたがまだ通りません。 和音の切り替えが多く、速度の変化や変則的な演奏技法も入っていて苦労
しています。 それに流れるような馴染みやすいメロディーではありませんからとても乗りにくいです。 ・

次回レッスン日は24日ですから、何とかその日までには最後まで通せるようにしたいものです。 それに他
の3曲も少しは前に進めなくてはいけません。 特にソルの『月光』は指使いをソフトにして、しっかり感情
表現ができるところまでもっていきたいですね。 ホルストの『木星』も同じです。          ・

労働力調査

1年目の調査も最終ステージに入りました。 今週調査票を配布し、来週1週間の労働実態を記入して頂いて
3月初めに回収すれば今回の作業は全て終わります。 昨年11月からの長い旅路でした。 回収した後は記
入内容のチェック、調査員記入ケ所、集計結果の記入などが待っていてまだ暫く作業は続きます。    ・

我が家と調査区が近接していれば大きな問題はないのですが、私の調査区は車でも15分くらいの山間部です
から気軽に行ったり来たりという感じではないのです。 そこで皆さんが在宅する5時以降を狙って訪問する
のですが、8時、9時の再訪になることもあります。                        ・

近くに喫茶店でもあればコーヒーを飲みながら時間つぶしをすることもできますが、近隣にはそのような店は
1軒もありません。 やむなく我が家まで引き返しちょっと時間をつぶしながら2〜3回往復することになり
ます。 今日もそうでした。                                   ・

市の担当の方も(近隣に)調査員を探すのに苦慮しているのではないかと思います。 そこで私に白羽の矢が
当たったのでしょう。 いつも気軽に引き受けますから。 説明会で実態を知って、「計られた!」と思って
しまいました。 2年にわたる調査で、しかも単純に見えてなかなか気を遣う煩雑な作業なのです。 県の担
当の方から、「2年目の調査(今年11月〜来年3月)もあなたにお願いしたいと思っています。」とすでに
釘を刺されています。                                      ・

















































2月15日



わたしの初茶碗蒸し・・・半ば成功、半ば失敗


昨夜遅くなって皆さんから「チョコレートを有難う。」と電話が入りました。 14日に届けて欲しいと依頼
していましたが、考えてみればほとんどの人がこの日か前日に届くように依頼したはずです。 従って宅配業
者は昨日1日中大忙しだったんじゃないかと思います。 罪なことをしてしまったかも知れません。   ・

話しは変わりますが、今日の夕食に『茶碗蒸し』を作りました。 初体験です。 初めてとはいえおおよその
見当は付いていたのですが、それでもレシピを見て一応作りかたを確認しておきました。 具材は『鶏肉』、
これはささみではなくあり合わせのもも肉のピースを使いました。 後は『レンコン』、『ニンジン』、『乾
燥椎茸』(前もって戻しておきました)、『クワイ』(まだ正月のものが残っていました。 これが残ってい
たので茶碗蒸しを思いついたかも知れません。                           ・

卵を溶き、出汁、醤油、酒、塩で卵液を作り、具材を入れた茶碗に注ぎ入れました。 これで準備完了、後は
蒸すだけです。 湯気が上がったら強火で3分、弱火で13〜5分蒸すとあります。 さて湯気が上がって茶
碗を2つ蒸し器に入れました。 いい感じ。 ところが蒸し器の背丈より茶碗の背丈が高い。 アリャリャ、
これは失敗。 でも弱火にしてからは蒸し器と蓋の間に菜箸を入れて隙間を作るとありますのでこのまま強火
で12分いこう。                                        ・

そして12分後、茶碗の蓋を取ってみると何だかいい感じ。 茶碗蒸しらしく見えるではありませんか。 こ
れならビールも旨かろうとスプーンで食べ始めてみると、表面は固まっているように見えるのですが中はどろ
どろです。 これは拙いわ。 それで電子レンジの力を借りて少しは見栄えがよくはなったのですが。  ・

失敗の原因は2つあります。 蒸し器と茶碗の大きさの関係、それに茶碗が大きすぎて卵1個で作った卵液で
はうす過ぎたこと。 まあ、失敗は成功のもと、次回にはこの経験を生かして、電子レンジできっちりと固め
てみましょう。 それに具材ですが、やはり『ギンナン』と『ユリ根』が欲しいところですね。 これらの苦
みが茶碗蒸しによくマッチします。 それに三つ葉。 一応初体験の写真を乗っけておきます。     ・

 

この茶碗のことです。 『菩薩様』と婚約した後で新居で使う台所用品として食器一式を取り揃えました。・
それからもう50年になりますが、その間にこれらの殆ど全てを失いました。 ボロボロと欠けてしまったの
でしょう。 土鍋と茶碗蒸しの茶碗が辛うじて残っていました。 それを食器棚の奥から取り出しました。・
『菩薩様』も久しぶりに見て驚いたでしょうか、それとも感動したでしょうか。            ・





































2月13日



私の常備菜

食事は身体を作る根幹をなすものですから、あだや疎かにする訳にはいきません。 そうはいっても365日
根を詰めて台所に立つのもなかなか厳しいものです。 そこで私は「もう1品」として『常備菜』を作り少し
は手が抜けるように考えています。 そして折々に冷蔵庫から取り出して食べています。 『常備菜』とはい
え、これがメインになることも多いです。                             ・

このところしばしば作っている『常備菜』は『ヒジキ』、『おから』、『キンピラ』、『菜葉の佃煮』などで
す。 特に『ヒジキ』や『おから』は大豆を加えたり、大豆由来の食品だったりしますから一般的には質のい
い『たんぱく源』となっています。 それにこういう料理はおそらく先人の知恵だと思うのですが、多彩な材
料を使って作りますから栄養バランスも決して悪くないでしょう。                  ・

昨日は『おから』を、そして今日は『ヒジキ』を作りました。 『おから』は『菩薩様』がよく作ってくれて
いた料理です。 彼女は「具材を入れれば入れるほど美味しくなる。」と小エビなどもよく使っていました。
最初の内はどうしても『菩薩様』の味ができなくて苦労しましたが、恐ろしいもので舌はよく味を覚えている
んですね。 試行錯誤を繰り返している内にかなり似たような味になってきました。          ・
 
 

そして今日は『ヒジキ』を作りました。 『ヒジキ』には更に海藻が加わりますからもっと健康的な副菜にな
るでしょう。 ヒジキ、人参、乾燥椎茸、大豆、チクワ、糸蒟蒻、アゲ、グリンピースなどが食材です。 鍋
に一杯作って冷蔵庫に保管しておきました。                            ・

15日連続して15000歩程度を歩いてきましたので今日はお休みです。 かなり疲れて朝目覚ましを止め
た後も暫く起き上がるのが辛いという状態になりましたので今日は完全休養です。 久し振りに燗をして一杯
を楽しみました。 また明日から頑張らなくっちゃと思っています。                 ・







































2月10日



今日はギターレッスン日

前回は寝込みを襲われて大失敗しました。 それで今日は少し早めに練習を始めて十分に指を慣らしてからオ
ンラインレッスンの呼び出しを待ちました。 練習内容ですが、ソルの『エチュード』、ナルバエスの『牛を
見張れによる変奏曲』、ホルストの『木星』と順に弾いて進捗状況を確認して頂いた上で、私の方から抱えて
いる問題点を個々に質問し修正していただきました。 後はもう『弾き込み』の段階に入っています。  ・

課題として残っているのはリピートした後で集中力が切れてしまい、また腕に疲れがたまって演奏が雑になっ
たり止まったリしますので、この辺りをクリアしないといけません。 次回に向けて3曲続けて演奏するよう
に指示を受けました。 演奏会で3曲を弾くことを想定してそういう練習もしておきなさいということです。

そして今回もまた新曲を頂きました。 ルイス・ミランのPavana Tです。 PavanaはTからY
まであり、全曲演奏すると8分くらいの曲だそうです。 その中から手始めにTにトライすることになりまし
た。 ちょっと弾いてみたのですが、和音の切り替えが多くてなかなか厄介な曲のようです。 ソルの『エチ
ュード』のようにスッと浸み込んでくるような曲ではありませんから、馴染むまでに時間がかかりそうです。

今は弾きたい気持ちがつのっていますので少し上達するチャンスかも知れません。 喜寿の手習い、頑張りま
す。                                              ・











































2月 9日



久し振りに広島へ

久し振りに広島駅周辺に出掛けてきました。 別に『武漢肺炎』を恐れていた訳ではなくて、やはり『頻尿』
『切迫尿』が足枷になりました。 もっとも出掛ける機会がなかったといこともあります。 今日は初めてオ
ムツなしで電車に乗りました。 別に不安ということはありませんでした。 ただ早めのトイレだけは意識し
ながら移動しました。                                      ・

バレンタイン・ディが近づいています。 今年もいつもお世話になっている近しい人々にチョコレートを送り
ました。 毎年ゴディバの季節限定を送っていたのですが、新しくお付き合いを始めたデパートではゴディバ
を扱っていません。 やむなく他の商品に切り替えることにしました。 ヨックモックのショコラビスキュイ
キャレ、何とも不思議な名前ですが、「クッキーがチョコレートをまとった」と説明してありました。 お歳
よりもいるのでむしろこの方がいいかもと思っています。                      ・

それから『汁椀』を物色しました。 『菩薩様』が使っていたものがひび割れて漆が剥げかけています。 少
し気の利いたものはないかと探したのですが、どれも『帯に短し襷に長し』でしたので今回は諦めました。・
暫く私のものを使って貰いましょう。 『暫く私の物を』というのは、『菩薩様』の影膳にという意味です。
彼女が逝って今年で丸10年になります。 この間、毎日毎食影膳を作ってきました。 何のことはない、最
後は私のお腹に入るのですが、『10年を区切りに』とは考えずこれからも作り続ける積りでいます。  ・

それから今日の主目的の『歯科』に行きました。 定期的なクリーニングと点検ですね。 毎食後、間食後、
就寝前には必ず歯磨きをしますが、それでも段々と歯を失ってきました。 衛生上のこういう習慣を完全に身
に付ける前に痛めた歯が次第に痛んで欠けたものが多いです。 今になってとても後悔しています。   ・

私たちの幼かった頃には今のような衛生思想がしっかりと確立していませんでした。 そして安易に抜歯する
ということも一般的だったと思います。 義歯の技術も未熟でした。 若い時にこういう習慣や技術が万全だ
ったらきっと1本も失うことなく今日を迎えられただろうにと残念に思います。 しかし、悔やんでみても失
った歯は戻ってきませんから、せめて今から80/20をクリアすべく日々を頑張りましょう。     ・




























































2月 6日


天然塩効果?・・・血圧が下がった

確信はないのですが、ちょっと面白いことが起きています。 先日友達と電話で長話をしているとき、「塩は
高血圧の犯人じゃない。 精製塩に多く含まれるナトリュームには血圧を上げる作用があるらしいが、ミネラ
ルを含んだ天然塩なら問題はないんだそうだ。」と聞きました。 「エビデンスはあるの?」と聞くと、「武
田邦彦先生がそう言っとった。」と言います。 あの先生が言うんじゃ信じられるかも知れない。    ・

「ご飯と味噌汁食に切り替えた途端、一気に血圧が10以上上がったもんな。 やはり味噌に含まれる塩分の
精だと思うよ。 一般的には精製塩を使っているだろうしな。」 「ならAm wayの味噌を試してみたら
どうか。 富山湾の深海から汲み上げた海水からこしらえたミネラルたっぷりの天然塩を使っている味噌だそ
うだ。 我が家ではそれを食べているよ。」 そして親切にもその味噌を送ってくれました。      ・

その日には頂いた味噌で味噌汁を作りました。 そして翌朝、いつものように血圧を測定してみると、何とす
っかり元の値(10以上急降下)まで下がっているではありませんか。 目を疑いましたね。 いくら何でも
これは何かの間違いだろう。 きっと一過性の現象に違いないと疑いました。 ところが、それ以降2週間、
私の血圧は下がったままなのです。                                ・

ということはやはり天然塩は血圧を上げないということなのか。 信じ込むのは少し短絡的かも知れないと思
って、更に別の会社の天然塩(モンゴルの湖塩を使っているそうです)を使った味噌でも試しているところで
すが、やはり私の血圧は下がったままです。 この結果だけで『天然塩は血圧を上げない』と断定するにはま
だ少し早いかも知れません。 もう少し長く様子をみる必要がありそうです。             ・

でも、もしそうならとても嬉しいです。 これから醤油なども天然塩由来のものに切り替えて、もしそれで更
に低下していくようであれば、そして降下剤とおさらばできればハッピーですね。 1つだけ問題があります
。 何しろこの味噌はお高い。 一般的な味噌に比べて4〜5倍の値段です。 あぁ、それとこの現象には個
人差があるかも知れません。 そこのところは私には調べるすべがありません。 何れにしてもご同輩には関
心の高い話題だろうと思いますので、この結果はいつの日にかお知らせします。            ・


































2月 3日



お雛様を出してやりました

今日は立春ですね。 まだまだ寒いですが、立春と聞くと何だか心は春めいてきます。 いい語感です。 そ
して今日は『お雛様』を飾ってやる日ですよね。 皆さんのところはどうですか? 菱餅、白酒、ちらし寿司
でお祝いされたお家もあるでしょう。 守っていきたい風習です。                  ・

私も今日『立雛』を飾ってやりました。 この『立雛』は結婚する時菩薩様のお父さんが持たせてくれたもの
で、菩薩様が逝ってからはこうして毎年立春に飾ってやることにしています。 そうですね、ちらし寿司を拵
えて供えてやればよかったですね。                                ・

立雛といっても掛け軸ですね。 岡山県の笠岡に寿人さんという画家がいて、この人にお願いして描いて貰っ
たものだそうです。 今では知る由もありませんが、きっと高かったのでしょう。 お父さんは寿人さんの絵
が好きで牡丹やチヌなどの絵を何点か持っていました。 折に触れるというか、そんなことを懐かしく思い出
しています。                                          ・

 


歩いてきました

今日も定番コースを10kmほど歩いてきました。 歩き始めて1週間、結構あるきました。(雨で1日お休
み) 山坂を歩くコースですから初めの内は息が切れていましたが、今日は少しだけ楽になっています。 ス
タスタという訳には行きませんが長い上り坂も休まず登り切れるようになりました。          ・

途中廿日市西高校のグランドの脇を通ります。 野球部の選手たちが『武漢肺炎』をものともせず今日も元気
に練習をしていました。 脇を通ると帽子を取って大声で「こんにちは」と挨拶をしてくれます。 気持ちが
いいですね。 こちらも負けずに大声で答礼します。                        ・

一方でサッカー部の生徒の一団にも出会ったのですが、こちらは挨拶もしないで雑談をしながら通り過ぎてい
きました。 若い先生も一緒に歩いていたのですが、別に指導するふうでもありませんでした。 クラブごと
の伝統なのでしょうか。 今度サッカー部と出会ったらこちらから大声で挨拶をしてみようと思います。 ・

さてグランドの脇を通り抜けると上の集落に登る長い階段が待っています。 真っすぐ100段を登って右折
してさらに50段あります。 病気で休む前はまことスタスタと登り切っていたのですが、長いブランクの後
ですから流石に脚がとまります。 この150段が一気に登り切れるようになればきっと体型も戻り始めるで
しょう。 まだパンツはパンパンのままです。                           ・

 





















1月28日



またまたサープライズ

前々から寒さしのぎのパンツが欲しいと思ってああれこれ物色していました。 でもなかなか「これはいいな
ぁ。」と思うものが見つかりません。 最近のパンツは股下の長いものが多いです。 私は人後に落ちない短
足ですから余計身の丈に合ったものが見つかりません。 私の体形はもはやこの世の中では化石です。  ・

今日マーケットに出掛け、登山用のパンツの裾直しをお願いしました。 短い脚がさらに短くなってきていま
す。 採寸して貰ったところ、「こんなに?」と唸るほど私の脚はちじんでいました。 サープライズという
よりはショックでした。                                     ・

ついでに洋服売り場で防寒用のパンツを物色しました。 これはと思えるものがありました。 胴回り85〜
90cm、股下65cm、これならぴったりです。 既にセールに掛かっていましたので値段的にも申し分あ
りません。 すぐに試着室に。 股下はぴったり、ところが胴回りがどうもおかしい。 私のウエストサイズ
は84〜85cmですからこのパンパンは一体どうしたものか、サイズの表示が違っているんじゃないかなど
と考えましたが、まぁ前ボタンは止まる。 きっとオムツで膨れているんだろうと思って買ってきました。・

戻ってオムツを脱いで改めて履いてみるとやはりパンパン。 これはどうしたことかとメジャーを取り出して
ウエストサイズを測って見たところ、これこそ正真正銘のサープライズ、私のウエストサイズは90cmを越
えていました。 悪夢ですね。 1日2合のお腹痩せ雑穀ご飯、味噌汁に切り替えていましたので見た目締ま
ってきているように思っていたのですが、実は素晴らしく成長していたんですね。 もっとも下腹部(臍下)
は事実かなりしまっています。                                  ・

考えてみれば、いくらお腹痩せご飯だといっても『頻尿』『切迫尿』で外出もままならず、寒さゆえに室内で
ストーブを抱えて巣籠りをしていればそれはお腹も膨れるだろうと納得しました。 納得はしたけれどこれか
らどうする。 そこが大問題です。 布団にくるまって考えました。 こうなったら生活のパターンを変える
以外にない。 午前中ギターの練習とオンライン英会話、午後私の定番コース約10kmを歩く。 夜は英文
の自主学習、これを続けて何とか1か月以内に以前のウエストサイズに寄り戻す。           ・

さらに食事の量も少し減らすことにしました。 1食230gのご飯の量を200gに、1汁2菜を1汁1菜
に切り替える。 これで身体に様子を聞いてみることにしました。 こんな取り組みで早くまともな身体に戻
ってくれればいいのですが。                                   ・
















































1月20日



サープライズ

友達と長々とAmway(興味のある方は調べてみて下さい。)の話をしていたら、いきなりSKYPEで呼
び出されました。 オンラインのギターレッスン日でした。 いきなり寝込みを襲われたみたいですっかり困
惑してしまいました。                                      ・

これは私の思い違いだったのですが、実は今月2回目のレッスン日は26日だと思っていました。 それに向
けてある程度スケジューリングしながらやってきていたのですが、何とも中途半端なままレッスンを受けるこ
とになってしまいました。 しかもまだギターに触っていない状態でしたので当然のことながら手が動きませ
ん。 ある程度できていたところでさえしどろもどろでした。                    ・

ソルの練習曲『月光』は一応通していたのですが、練習通りにはいかず、しかも案の定「メロディーを浮き立
たせるように演奏して下さい。」と注文がありました。 予測通りでした。 もうこんな体たらくは許されま
せん。 次回レッスン日は2月10日です。                            ・








































1月18日


労働力調査

令和3年第1回『労働力調査』が始まりました。 『労働力調査』・・・余り馴染みのない調査ですが、国勢
調査と並ぶ重要な基幹統計です。 毎年全国から40万所帯を抽出し(エリアごとに抽出します)、労働実態
(職種、雇用期間・雇用形態、規模、所在地など)を調査します。 その上で雇用対策、失業対策などの国家
および地方公共団体などの施策が検討されます。                          ・

私の地域からは廿日市市宮内の明石地区が抽出されていて、私はこのエリアの調査員です。 調査はエリア内
の所帯の基礎調査、1回目の調査票の配布、1回目の調査票の回収、2回目の調査票の配布、2回目の調査票
の回収の手順で行われます。                                   ・

そんなに難しい作業ではありませんが、誤配や回収時の記入内容のチェック、場合によってはインターネット
で回答される人のサポートなどがあります。 しかもルールに基づく整然とした作業を求められますので調査
期間中はなかなか気が抜けません。                                ・

今回の調査は1月18日から始まります。 18日〜24日までが配布期間、25日〜31日が調査票記入期
間(調査期間)、2月1〜3日が回収期間です。 明石地区といえば旧廿日市市でもかなり辺鄙な地域、しか
も高齢者が多いですから説明して歩くにも一苦労です。 しかも『武漢肺炎』のさ中ですからマナーとしても
気を遣います。                                         ・

1回目が終わると2月の中旬から2回目調査が行われます。 こんなに短い期間に同一所帯の調査をして何が
分かるんだろうと訝しく思いますが、1年後に改めて同じ調査が行われますので何か難しい統計理論に基づく
ものなのでしょう。 まぁ私たちは単なる手足ですから。 こうして少しだけ社会とつながりを持ちながら生
きています。                                          ・







































1月14日


京都に行ってきました。

私は滋賀医科大学で前立腺癌『小線源放射線内照射』の手術を受けました。 昨年12月で術後2年になりま
した。 その後主治医が京都の宇治病院に移られましたので、現在は3カ月に1回のペースで宇治まで通院し
ています。 経過は順調で(主治医)今回の検査ではPSAが0.17まで下がりました。 0になれば完治
ということなのでしょうか、その辺りはよく分かりませんが引き続き経過を観察して頂いています。   ・

通院の間隔が半年になり
、更に伸びた頃にはシモの方に何の懸念もなく歩き回ることができるようになるでし
ょう。 いやなればいいな。 因みに症状が悪化した頃、昨年の初めだったと思うのですが性機能も失いまし
た。 いわゆるEDっていう奴です。 この歳になってしかも独り身ですからあってもなくてもあまり関係が
ない機能ですが、とはいえ人間が本来持つ機能を喪失するということには、何だか枯れていくような寂しさを
感じるものです。                                        ・

主治医は「そりゃぁ年齢も年齢だし、そちらのせいだろう。」といいます。 「一応薬を出しておきましょう
。」ということで処方された薬が『シアリス錠』、「先生これで少しは改善するんでしょうか?」と訊ねると
「あくまで一時の物、改善効果は期待できません。」 「それならいらんがな。」と思ったのですが、まぁい
いやとそのまま頂いて帰りました。 まさか勃起薬を使うことがあるとは思えませんものね。 帰りに調剤薬
局で処方してもらうと、この薬がえらい高い。 私の負担率だとこんなに高いはずはないと思い訪ねてみまし
た。 この手の薬は医師の処方箋がなければ調剤されないのですが、保険の適用外ということで高額な料金を
支払うことになってしまいました。 まだ引き出しで眠っています。                 ・

さて話しはこれからなのですが、実は『頻尿』『切迫尿』が改善するにつれて性機能も戻ってきています。・
そうするとやはり男として自信が持てますね。 それでフィリピンの英会話の先生にしきりと日本にこないか
とモーションをかけてみるのですが、どなたも見向きもしてくれません。 もちろん冗談ですよ。 さて次回
の診察日ですが4月の中旬に設定されています。 もし『武漢肺炎』が治まっていたら久し振りに京都の町を
ブラついてみようかな。                                     ・

































1月 6日


初ギターレッスン

初めてのギターレッスンがありました。 オンラインレッスンです。 昨年初頭から前立腺癌の治療(小線源
放射線治療)の後遺症と思われる『頻尿』『切迫尿』に悩まされるようになり、長時間の外出が難しくなって
いました。 教室までは20分歩き、20分電車に乗り、更に20分歩くという行程で、もちろんトイレを探
しながら移動するのですが、尿意を感じたらすぐに切迫するという状態になりましたので無理をお願いしてオ
ンラインレッスンにして頂いています。                              ・

このような症状も昨年末までにはほぼ改善し、安心のためにオムツは履いていますが遠出も可能になっていま
す。 しかし『武漢肺炎』の広がりがあったり、寒くなったり、車での移動を控えたりで引き続きオンライン
レッスンを続けてさせて頂いています。 おそらくこの先も引き続きオンラインレッスンということになるで
しょう。(そのように希望しています)                              ・

SKYPEを使ってのレッスンですが、それで不都合を感じることはありません。 個人レッスンになります
から私は教室でのグループレッスンよりむしろこの方が好きです。                  ・

さて、いま頂いている曲ですが、ホルストの『木星』とナルバエスの『牛を見張れによる変奏曲』の2曲を練
習しています。 以前弾いていた曲より難易度が少し上がりましたので思うように指が動かず、かなり苦労し
ています。 因みに『牛を見張れによる変奏曲』は孫が9歳の時コンテストで優勝した曲です。 情けないこ
とですが弾けないものは弾けません。 まぁ焦らず。                        ・

かなり仕上がってきていると見たのでしょうか、或は『武漢肺炎』で籠ることが多いですからその間にしっか
り練習させようという狙いでしょうか、多分後者でしょうが今日さらに新しい曲を頂きました。 ソルのエチ
ュード『月光』です。 全てがアルペジオで構成されていてロマンチックなとてもいい曲です。 ただ、アル
ペジオの中でメロディーをどのように引き立たせるか、この辺りでまたまた苦労することになりそうです。・

そんなことで、下手は下手なりに懲りもせず練習を続けています。 先ずはご紹介まで。        ・

 













































1月 1〜3日


私のお正月


私のお正月は毎年同じです。 誰も来ません。 部屋に籠りっきりで実業団駅伝を見て、飲んで食って寝まし
た。 新年から随分だらしないことです。 まだ年賀状も作っていません。 3日になったらポストを覗いて
みます。 それから構想を練って必要な枚数だけ印刷しようと思っています。 最近年賀状を止める人が多く
なりました。 ちゃんと断ってくる人もいますが、おそらく年賀状が届かなかった人もそうではないかと思い
ます。 私はせめて年賀状で繋がっている人も大切にしたいのでもう少し続けようと思っています。   ・

元旦は雪景色で明けました。 といっても淡雪で、目が醒めた頃には雲の切れ目から光が漏れていました。・
向かいの似の島の山−広島の人は『安芸小富士』と呼んでいますが、これが丁度光に包まれかけていてとても
綺麗でした。 『安芸小富士』が光に包まれる−何だか吉祥のように思えて写真を撮りました。 年賀状には
この写真も載せることにしました。                                ・


今年も『おせち』を造りました。 毎年変わり映えがしませんが、それでも縁起ものですから手を抜かないよ
うに造って、写真を撮ってから1つ1つ意味を噛みしめながら頂きました。 今年は『半月盆』ではなく、『
備前』の飾り皿にアレンジしてみました。 頂きものですが、我が家には飾っておく床の間がありませんし、
玄関などに置いておいてうっかり壊してしまうと頂いた方に申し訳ありませんから特別の日の料理の盛り付け
に使っています。                                        ・


 

箱根駅伝は意外な展開でしたね。 前評判が圧倒的に高かった青学が敗れる大波乱、創価の大健闘、駒学の最
終区、ミラクルの大逆転、大・大・大、見どころが満載のレースでした。 「単調な長距離レースの何が面白
い」という人も多いですが、表裏の駆け引きを合わせて読むととても興味深いものがあります。     ・

それにしても青学の5区山登りの選手、留年してまで走りたかったレースでしたが大きなブレーキになってし
まいました。 後々の展開を斟酌すると、そこそこのタイムでおさめておけば、或は総合優勝に絡んできたの
ではないかと思います。 最初に彼の映像を見たとき、「動いてないな。」と直感しました。 案の定何度も
立ち止まることになったのですが、彼の心情を察すると痛々しいものがありますね。          ・

駅伝を見ながら『年賀状』の構想を練りました。 昨年は『武漢肺炎』に盗まれた、何とも話題の少ない1年
でした。 唯一無二のボランティアガイド、後は上記2枚の写真と孫とのギターの練習風景でお茶を濁しまし
た。 写真を配置しながらふと気が付いたのですが、孫のどっしりとした構え、自然体に何だか風格を感じて
すっかり舌を巻いてしまいました。 見てやってください。                     ・