6月16日


Physical

以前NOVAのインストラクターとこの話になって、私が「Physical Checkup」と言ったら、インストラクタ
ーからかなりきつい口調で「Phycal!!」と修正されました。 ところがセルビアン・ガールに「Physical」と
いったら「・・・??」でした。 そこで「Physical examination」と言い直したら、すんなり理解して
貰えたのですが、はてさて一体何が正しいのやら。 そんなこんなで今日の話題は『人間ドック』です。         ・

私は毎年誕生月に『人間ドック』を受けることにしています。 退職後は病院もこの病院と決めています。 今年も今日行って
きました。 朝8時前に行って、大体昼前には終わります。 検査項目は『検尿』『血液検査』『腹部エコー』『眼科』『心電
図』『胸部レントゲン』『胃カメラ』そして『触診』『総合診断』『栄養指導』です。 それにオプションで『前立腺癌検査』
も毎年受けています。                                              ・

今回ちょっと心配だったのは『潜血』です。 昨年、一昨年と『潜血』があって『内視鏡検査』を受けました。 何れも2検体
のうち1検体に『潜血』がありました。 ですが、内科医の説明によると「深酒をすると血が混じることはよくある。」ことな
のだそうです。 思い当たるのは過去2回ともギター発表会の打ち上げの後で採便ました。 そのことを知って今まではそんな
に心配してこなかったのですが・・・。                                      ・

ところがです。 今回2回目の採便の折りに、便に何やら赤いものが混ざっているのに気が付きました。 腸管洗浄はなかなか
苦しいですからできるだけ避けたいと思い今回はお酒も控えていたのですが、それでも赤いものがあるとするとひょっとすると
アレかも。 なぜそんなに気にするかというと、実は『菩薩様』は大腸癌で逝ってしまいました。 その時彼女を付きっ切りで
看取った経験から、「歳も歳だし、逝くのもいいかな。」と思いつつも、あれだけは避けたいと思うのです。       ・

『総合診断』で潜血なしと診断され、安心しながらも何だか信じきれない気持ちでした。 「いよいよあなたの所に行く日が来
たのかも知れんね。」と言って我が家を後にしただけに、「救われたなぁ。」と心底思いました。 『菩薩様』は「もう少しの
あいだ頑張って生きなさい。」と言っているんだなぁ。                               ・

減塩生活の効果もあって、悪玉コレステロール値は完全に下がりました。 血圧も低い値に安定しています。 不整脈は続いて
いるものの、要経過観察の範囲にあります。 あえて言えば『PSA値』ですね。 70歳以上の基準値『0〜4.0』を僅か
ながら超えました。 「まぁ、年齢的なものとは思われますが、念のため泌尿器科に紹介状を書いておきます。」ということで
した。                                                     ・

こんなことで、今年の『人間ドック』も無事に乗り切ることができました。 『運動習慣』『栄養管理』については『花丸』、
お褒めの言葉をいただきました。 料金はオプションを除き18000円、ちょうど半分が行政からの負担です。 早期発見、
早期治療で行政の負担を減らしたい思いでしょう。 ということはこれは市民の義務ということもできます。 決して恐ろしい
ものではありませんから、是非受検されたらとお勧めします。 ちなみに広島県の受診率はかなり低いように聞いています。・



































6月 9日



困ったものじゃ

それでも聴衆は喝采を惜しまなかった。 それほど広響のパフォーマンスは素晴らしかった。 でも選曲は必ずしも・・・少な
くとも私はその曲から何の感動も得られなかった。 以前広響に直接抗議したことがあります。 「音楽でないものを音楽だと
言って聴かせられるように感じる!」と。 何故かその時のことを思い出した。 今日は『口直し』が欲しかった。    ・

「メジャーな作曲家のマイナーな曲を演奏するのが好きなんです。」 新音楽監督が以前このように話していたのを聞いたこと
がある。 とすればこれからどうなる? 殆ど絶望的だなぁ。 マイナーな曲は・・・誰にも評価されないからマイナーなんだ
けどな〜。                                                   ・

今日は6月期定期演奏会でした。 唯一の救いはモーツアルト:ファゴット協奏曲。 フランス人、女性ソリストの演奏は素晴
らしかった。 アンコールのおねだりに応えて頂けなかったのは残念だったけど。                   ・













































6月 1日



誕生日

今日は私の誕生日でした。 73歳。 喜んでいいものかどうか、残りの人生の漸減を思います。 まぁ、そうはいってもここ
まで生かせていただけたことは喜ばしいことです。 生かされている以上は頑張って生き続けなければと思います。 今朝お勤
めの折りに「どうかねぇ、あなたが期待していたように立派に生きられているかねぇ?」と『菩薩様』に尋ねてみました。 返
事はありませんでした。                                             ・

ただ、誕生日を前にして昨日明け方に『菩薩様』の夢をみました。 そんなことをセルビアン・ガールに話したところ、「どん
な夢だった?」と興味深そうでした。 「シークレットだよ。」といって笑いました。 若い姿でしたが、結局声は聴きません
でした。 夢に現れる『菩薩様』はいつも無口です。                                ・

「誰も覚えてくれている人などいないだろう。」と思っていたところ、『菩薩様』の親友とセルビアン・ガール(別の)からメ
ッセージが届きました。 「これからも趣味にボランティアに昌人君らしい生き方で人生を楽しんでください。 ただし身体に
はくれぐれも気を付けて・・・ですよ。 来年も「おめでとう」と言えるように元気でいましょう。」とは『菩薩様』の親友。
「覚えてくれていて有難う。」という意味の返信をしました。 こうして遠くから案じてくれている人がいるなんて、「有難い
ことだなぁ。」とつくづく思います。                                       ・

セルビアン・ガールからは「Happy birthday Masato san. I wish a lot of h
appiness, good health, hunger for knowledge, good friends
 and amazing family relationship...and of course deliciou
s food(with a low salt quantity of course)and to finally 
get satisfied with your improved English speaking skills.
Have a lovely day.」とありました。                              ・

それが全て達成できたら素晴らしいretirement lifeだとは思いますが、なかなかそうもいきませぬ。 やはり
abilityというものはどこまでもついて回ります。 それより、誕生日にあたって「私たちの愛が永遠に続くことを祈り
ます。」とお返ししておきました。 少しトンチンカンな返事かも。                         ・

































5月29日



ボランティア・ガイドが終わりました

昨日28日にボランティア・ガイドが終わりました。 少し暑かったですが、ご案内には絶好のコンディションでした。 今回
のお客様はテリガル(シドニーの北方数10キロの海岸沿いの街です。)からお見えになりました。 再訪でした。 ちょうど
1年前に広島・宮島をご案内し、そのとき時間の関係で諦めた『弥山からの眺め』をご覧になりたいと再訪されました。  ・

お話によると、福岡→長崎→五島→鹿児島→高千穂→熊本→日田→湯布院・別府→臼杵と九州をくまなく旅されて広島に脚を延
ばされました。 広島では27日に忠海→うさぎ島→尾道と歩かれて今日が宮島でした。 明日は福岡→成田、そして帰国の途
につかれます。                                                 ・

前回は『大鳥居遊覧航路』が潮の関係で第2便(11時05分発)になったので『弥山登山』を諦めて頂きましたが、その時見
た弥山の美しさに魅かれて再訪されました。 少し遅くなりましたが、13時に広島駅新幹線チケットゲートで落ち合いすぐに
宮島に向かいました。                                              ・

「さて、どのようにしましょうか。」 列車内で地図を広げて示しながら相談しました。 その結果、奥様はロープウェーで獅
子岩駅まで登り、頂上まで歩く。 私たちは『もみじ谷ルート』を登り、山頂で待つ奥様と合流する。 下りは奥様はやはりロ
ープウェーで下る。 私たちはどうするか? それは頂上まで登った後で改めて相談することにしました。        ・

ご主人は67歳、大柄で脚が長く、結構スタスタと登られます。 quiet、beautifulと連発されながらどんどん
歩を進められました。 私もいつになく脚の様子が良好で、3回ほど水分補給のための短い休憩を取っただけで頂上にいたりま
した。 頂上の展望台は既に閉鎖されていました。 ボランティアにより運営されていて4時には閉鎖されます。 少し間に合
いませんでした。 残念でした。 ただ、パノラマという訳にはいきませんが、随所で晴れ渡った景色を眺めることができ、ま
ぁ満足して頂けたのではないかと思います。                                    ・

下りはやはり歩くことになりました。 下って昨年ご一緒した『もみじ谷』周辺を歩きながら、感動的だった『大聖院・摩尼殿
』からの眺め、クルーズ船から眺めた『厳島神社』や『大鳥居』の雄大さ、荘厳さなどを懐かしく思い出し、話し合いながら港
に向かい、宮島口駅でお別れしました。                                      ・
     
 

お別れに当たって、再々度の来広をお勧めしました。 「その時にはもう少しゆっくり時間を取って欲しい。 私の手料理でお
もてなししたい。」と申し出ました。 ひょっとすると来年2月頃にお見えになるかも?知れません。 「その前にオーストラ
リアに来ないか。 私が案内してあげよう。」とお誘いがありました。 ボランティア・ガイドを通じて、オーストラリアには
沢山の知り合いができました。 皆さんにもう一度お目に掛かるのもいいかなぁ。                   ・


































5月27日



広響定期演奏会

昨夜は『広響第370回定期演奏会』でした。 演目はベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』Op.9 トジマ:『トロンボ
ーン協奏曲』 チャイコフスキー:交響曲6番ロ短調Op.74『悲愴』 指揮:ジャン=クロード・カサドジュさん ソリス
ト:ファブリス・ミリシェーさんでした。                                     ・

トロンボーン協奏曲は曲目としては馴染みのない曲でしたが、ファブリスさんの演奏は素晴らしかった。 ともかく音が澄み切
っているという感じでした。 07年のミュンヘン国際コンクールで、1950年に同コンクールが始まって以来初のトローン
ボーンでの優勝者になられた方で、ピアノもチェロも超一流といういわば天才ですね。 とてもいい演奏でした。     ・

さて本題ですが、チャイコフスキー交響曲6番『悲愴』、私はこの曲が大好きです。 昨年は福山までこの曲を聴きにでかけま
した。 演奏会の前にはスコアも読みます。 読むといってもCDを聴きながら楽譜を追っていくだけのことですが、それでも
今回は少なくとも10数回は読んだでしょうか。                                  ・

どの楽章も感動的な場面が多いですが、私は特に第3楽章が好きです。 特に楽章の終わりは曲のフィナーレを思わせます。・
時々フライングがありますが、今日もこの楽章の終わりで『ブラボー』が飛びました。 つられてその周辺で拍手が沸き起こり
ました。 エッ!と思いましたが、今日に限って言えばそれも許せるほど感動的な演奏だったと思います。 隣のご婦人も「私
もあの時一緒に拍手をしたかった。」とおっしゃっていました。                           ・

ともかく迫真のパフォーマンスに痺れてしまいました。 「終演後にいつまでも続く拍手、昨夜の拍手はいつもとは全く違って
いました。 労いというより、満足感と感謝に満ち溢れた熱気を感じました。 そんな気持ちで私もいつまでも拍手を送り続け
ました。 こんな素晴らしい楽団にゆりかごのように心を揺さぶられながら音楽に親しめる、無上の喜びを感じながら家路につ
きました。 改めて有難うございました。」 この感動を伝えたいという衝動に駆られて、こんなコメントを某楽団員さんのブ
ログに送りました。                                               ・




















































5月25日


長らくご無沙汰をしてしまいました。 このところ気忙しい日々を送ってきました。 中でも、今回はガイドに備えた事前準備
に随分と時間を取られました。 ご存知でしょうか、『原爆資料館』の展示が先月から一変しています。 4月末から本館が耐
震補強工事に入り、来年の8月まで東館のみでの展示になります。 それに伴い展示内容も従来の遺物・遺品中心の展示から、
パネルによる説明中心(タッチパネルも含みます)に様変わりしました。                       ・


そこで、事前に展示内容の全般を把握しておくこと、個々にはどのような説明がされているのか、一応英文で理解しておく必要
があると思い『資料館』に何回か出掛けてきました。 まぁ、これはガイドを引き受けた者の責務でもあるでしょうから、「い
い加減にはできないなぁ。」という思いからでした。 ところが実際に読み始めてみると、結構専門用語が多く、やむなくパネ
ルの写真を撮って持ち帰り辞書と格闘するということになってしまいました。 そんなことも気忙しい日々の一因でした。 ・


ボランティア・ガイドが終わりました(24〜25日)

今回のお客様はイタリアのサルデーニャ島からお越しになりました。 70歳代の姉妹と30歳代の若いカップルの4名のメン
バーでした。 最初にメールを頂いたときから、親子と叔母という関係を疑っていませんでしたが、実は若いカップルとはfr
iendだと知って驚きました。 こういう関係のグループは余り聞いたことがありません。              ・

24日は京都からやってくる彼らを10時半に広島駅にお迎えし、ホテルにチェックイン後『縮景園』→『お好み村』→『平和
公園』→『原爆資料館』→とご案内し『本通り商店街』で土産物を物色していただきました。 25日は宮島口駅で落ち合い『
大鳥居遊覧クルージング』→『千畳閣・五重塔』→『昼食(牡蠣料理)』→『厳島神社』→『大聖院』→宮島口駅でお別れ、こ
んなスケジュールでした。                                            ・

イタリアの方はsea foodがお好きですね。 お好み焼き店では『イカ』『蛸』『牡蠣』をトッピングして楽しんでおら
れました。 合わせておしゃべりですね。 言葉は全く通じないのにお店の方ににもしきりに話しかけられて、どんどん時間が
経っていきます。 「let’t go!」と促してやっと席を立って頂きました。 お店の方も「黙っておくといつまで続く
かわかりませんね。」と呆れていました。                                     ・

 

周囲に余り気遣いしないで、ともかく朗らかにマイペースという(別に悪気を感じるということではありません。)感じの方達
でした。 これは国民性ということ(今までにご案内したこの国の方達は総じてこのようだったと記憶しています。)なのかも
知れません。 
例えば写真を撮っている人の前にどんどん割り込んでカメラを構えるとか、そんなことが多くて、その度に袖を
引っ張って注意を促すのですが、悪びれる様子もなくすぐに同じことを繰り返されます。 チケット販売所では後に続く長い行
列には目もくれず紙幣や小銭を延々と並べていたりしました。                            ・


姉妹のお一人と若いカップルのhusbandには英語が全く通じませんでした。 従って少し説明をしては通訳をしていただ
くということになり、なかなか会話の流れが作れず苦慮しました。 コミュニケーションは双方向ですから、ある程度気持ちを
盛り上げて頂けないとやりにくい面もあります。                                  ・

『千畳閣』に入るなり4人が4人ともカメラを構えながら思い思いの方向に散っていきました。 やっと落ち着いたところで「
この建物の説明をしましょうかね。」といって端折って説明をしました。 まぁ、それで満足をされていたようでしたから、そ
れはそれでOKだったんでしょう。 『千畳閣』だけでなく、どこでもそのようなことが多くありました。 その間「私は何を
すればいいの?」と気を揉んでいました。 まぁ間が持てぬ。                            ・

面白いことが1つ。 大野からクルーズ船に乗って大鳥居に向かいました。 ほぼ満潮でしたので大鳥居の真下まで入り、遠景
や近景を堪能していただきました。 写真も大いに撮って満足して頂けたようでした。 いつもは大鳥居周辺での説明は専属の
ガイドさんにお任せし、肝心なところを補足をするのですが、今回はとても聞いては頂けないと思いましたのでガイドさんに任
せっきりにしていました。                                            ・

さて干潮になり、歩いて大鳥居の真下に至ったときヤングカップルが揃って言いました。 「ここには全く同じ鳥居が2つある
のか? もう一つは一体どこにあるんだ?」 真剣な面持ちでした。 ??、彼らには数時間前にボートから見上げた大鳥居が
今むき出しの海底に建っているこの大鳥居と同じものだとは想像できなかったようです。 「そうか、そういう思いもしない疑
問を持つ向きもあるのか。」と少々おかしく思いました。 まぁ、説明を省いたこちらにも責任がありますかね。     ・

25日は雨になり、計画していた『弥山登山』は諦めていただきました。 その代わり『厳島神社』や『大聖院』ではゆっくり
と時間を取っていただけました。 そして宮島口駅でお見送りをしました。 さて次回は30日。 オーストラリアから再訪さ
れる方を弥山にご案内することになります。 麓から登りたいとおっしゃるか、それともロープウェーを利用するか、詳しいこ
とはまだ決まっていません。                                           ・
















































5月 7日



チキリン デ バチン

今日教室のギターコンサートがありました。 この教室も随分人が増えて、なおかつジャンルも多彩になりました。 いわゆる
クラシックギターに加え、弾き語りもあります。 それに先生の奥様(広響でもしばしば演奏されるプロフェッショナル)のヴ
ァイオリン教室も加わって、総勢34のプログラムでした。                             ・

私は前回発表会の後遺症で今回はパスでした。 それにクラシックギター部門の演奏が終わったあとで中座をして、懇親会にも
参加しませんでした。 次回演奏会はおそらく12月になると思います。 それまでに『アルハンブラの思い出』が私なりに完
成するかどうか、しなければ次回もパスですかね。 先生には既に目を付けられています。               ・

さて、孫の事ですが、今回は『チキリン デ バチン』という曲を演奏しました。 圧巻の演奏、既に風格が漂っていました。
(私の個人的な感想です) 日本語で書けばちょっと滑稽な曲名ですが、スペイン語で『Chiquilin de Bach
in』、著名なアルゼンチンの作曲家『ピアソラ』の曲で、『バチン食堂の少年』というような意味のようです。 『ピアソラ
』自身の経験に基づく実話をもとにしています。                                  ・

孫は深々と一礼して演奏を始めました。 私には初めて耳にする曲でした。 哀調の籠った曲ですが、その曲のイメージを見事
に表現したいい演奏だったと思います。 先生がおっしゃるには、「この子は天性の表現力を持っています。 こればかりは付
け刃という訳にはいきません。 生まれ持ったものです。 それに今回は更に大きく成長しました。 一度ミスがありましたが
即座に音を探り当てて止まることなく演奏を続けました。 事故があっても止まらずに演奏できるということも素晴らしいこと
です。」 こんなお褒めの言葉でした。                                      ・

 

『チキリン デ バチン』 どんな曲なのかYouTubeで見付けましたので下にリンクを張っておきます。 さるギターリ
ストが演奏しているものです。 興味のある方はお聞きになってください。 なお、孫が弾いているギターは私の『今井リミテ
ッド』です。 8月の大阪でのコンクールに向けて引き続き貸し出し中ということになって?います。          ・

https://www.youtube.com/watch?v=Gsn6ZY02RP0


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5月 4日


今日は『菩薩様』の誕生日

今朝方早くに夢を見ました。 少し白んできたころ目が醒めて、それからすぐに眠ってしまったようです。 彼女はベランダに
いて、何か熱心に観察している様子でした。 窓ガラスの内側から何か話しかけたのですが、返事はなかったように思います。
夢ははかないもので、すぐに消え去ってしまいます。 様々思い出そうとするのですが、どうしても思い出せませんでした。・

今日は『菩薩様』の誕生日、それに私たちの『結婚記念日』でした。 忘れていた訳ではありませんが、余りにも気忙しくて申
し訳ないですが、『菩薩様』の親友から「今日はお墓参りにいくん? よろしく言っといてね。」とメールを受け取って、はた
と我にかえりました。                                              ・

「そうか、あの夢は『菩薩様』が逢いに帰っていたのか。」 そう気付かされてお墓参りの準備を始めました。 好きだった紅
茶を作って、なかなか名前が覚えられない『ドイツ菓子』の店に行ってケーキを2つ買いました。 『ショートケーキ』と、も
う一つは何と言ったかなぁ、スライスしたオレンジが乗っかっていました。                      ・

今日はお墓の一番奥のお気に入りのポジションが空いていました。 カードをかざして『菩薩様』を呼び出して、それから『ケ
ーキ』と紅茶をお供えしました。 香を炊いて、『讃仏偈』を上げて、『親友』からメールが届いたことを報告して、それから
お流れ頂戴で紅茶を頂きました。 一応フォークは持参していたのですが、ケーキは持ち帰り改めて我が家の仏壇に備えて、そ
れから頂きました。                                               ・

今月の『月命日』は21日の日曜日にしようと思っています。 皆さん、準備はいいかな。 今月は『菩薩様』の誕生月なので
『赤飯』を蒸してお祝いをしてやろうと思っています。 それと『魚の煮付け』、できたら『野菜のかき揚げ』でどうかな。・
皆さんももう一品考えておいてください。                                     ・


NOVA卒業

昨日NOVAに行って退学の手続きをしてきました。 昨年11月から休学していましたが、「もうそろそろ区切りを付けても
いいかな。」と思って出かけてきました。 還暦から始めましたので、概ね12年在学しました。 この間にどれくらい授業料
を払ったんだろう。 前のNOVAが倒産して、帰ってこなかったポイントもあったりしますので、ウ〜ン! どう考えてもか
なりの額です。 今井Limitedが2台は買えるかな。                             ・

『これは無駄であったか?』 そうだとは思っていません。 殆どゼロから始めて、曲がりなりにもボランティア・ガイドが務
まるところまでこぎつけた。 「育ててもらったなぁ。」と感謝しています。 時に「もし英語学習をしていなかったら、私の
リタイア―ライフはどうなっていただろう。」と思うこともあります。                        ・

始めた当初、「知的な老後を過ごしたい。」とは思っていましたが、とてもボランティア・ガイドのところまでは思いが及びま
せんでした。 今でいうレベル6まで上がったころからかなぁ、はっきりとボランティア・ガイドに照準を合わせることができ
たのは。 これは今や私の『生き甲斐』になっています。 そういう意味で、やはり「ここで育てて貰ったんだなぁ。」と思い
ます。 Mr.Texsnなんていい友達もできたしなぁ。                             ・

















































4月30日



ボランティア・ガイド急遽キャンセル

今日で4月もお終いです。 73歳まであと2か月かぁ。 時の流れは早いものだなぁ。 今日はイギリスからのお客様があっ
て1日宮島をご案内することになっていましたが、昨日連絡があって急遽キャンセルになりました。 お迎えするに当たっては
スケジューリングとか、クルージングの予約とか、お昼の弁当のお世話とか、前もって結構エネルギーを使いますし(特に大型
連休の間で混雑が予測される中では)、心構えもあって緊張したりもします。 従って何だか気が抜けてしまいました。  ・

そんなことで今日は1日家に籠りました。 従って今夜は「今日はドアノブに触らなかったの?」とセルビアンガールに尋ねら
れそう。 時間ができたので『spring cleaning』の真似事を始めました。 寝室のカーテンが結露でカビてし
まいましたのでその洗濯をしています。 これは相当にしつこいです。 ブラシでゴシゴシこするのですが、なかなか落ちませ
ん。 何かいい方法があったら教えてください。                                  ・


ギターレッスン


あの長い長い『アルハンブラの思い出』ですが、練習開始から3カ月かかってやっと最後まで通りました。 といっても決して
ちゃんと弾ける訳ではありません。 これから完全に暗譜して、合わせて次第に速度を上げていくことになります。 まだまだ
長い道のりですが、今年の冬の発表会までにはメロディーを聴かせられるように頑張りたいと思います。 そんなことを考えな
がら今日もレッスンに励んでいます。                                       ・

ただ、レッスンの励みになっていた『今井LIMITED』は孫に貸し出し中です。 来月初めに身内の発表会があり、続いて
8月初めに大阪で『日本ギター協会』主催のコンテストがあって、孫は小学生部門に出演の予定です。 「現代曲で勝負をかけ
る。」 先生はそんな風に意気込んでおられました。 ちょっと聞かせて頂きましたが、もう二次元くらい跳ね上がった感じの
曲でした。 従ってそれが終わるまでは戻ってきそうにありません。 まぁ、暫くは腕に相応しい楽器で練習をしておきます。


スパゲッティ―を作りました

これは減塩のスパゲッティ―です。 ヒントは孫から貰いました。 一人用のレトルトだと2.5gくらい。 これを薄める手
もありますが、まぁ自分なりに努力もしてみたい。 でもなかなか厳しい結果でした。                 ・
 
 

カットベーコン30g、コンソメ小匙1/2、ホールトマト大匙1の味付けです。 これで塩分量約1.5g。 案外多くなり
ました。 それでも味はかなり薄い。 スパイスで誤魔化すとすれば一体何が合うんだろう。 いつもの昼食は大体0.9gく
らいですからこのままではちょっとハードルが高いかなぁ。                             ・























































4月25日


『黄昏亭』を開店しました

『若い友人』にお出でいただいて『黄昏亭』を開店しました。 産学連携の仲立ちのような仕事をされていて、大学やら関連企
業やらを忙しく走り回っておられます。 なかなか思うに任せられない日常の中で、時を見計らってお出でいただきました。・
有難いことです。                                                ・

今回は『今井LIMITED』をご紹介する積りでしたが、前夜に孫が持ち帰りました。 来月初めに発表会があり、更に8月
に大きなコンテスト(大阪フェニックスホール)があって、それに向けて持ち帰りましたので暫く戻ってきそうにありません。
従ってそちらの方は後に譲って、今回は『黄昏亭』で楽しいおしゃべりと夕食ということになりました。         ・

何故か今回はなかなかメニューが決まらず苦悶?しておりましたが、今朝になってマーケットに入ってからやっと心が決まりま
した。 『蛸と筍の炊き込みご飯』、いい鯵がいましたので『鯵のタタキ』、やゝ小振りな『鯵の塩焼き』、それに『筍の姫皮
と鶏皮の酢の物』にしました。 私の場合魚料理が多いので、どうしても市次第ということになります。 まぁ、これは旬の料
理と言うことで納得して頂きましょう。                                      ・

蛸、筍、牛蒡のささがき、ニンジン、あげ、戻した干し椎茸と干し椎茸の出汁で『炊き込みご飯』を作りました。 今回は具を
相当沢山にしましたが、それでも多すぎるということはありませんでした。 気になる塩分量ですが、3カップのお米に『菩薩
流蕎麦つゆ』を大匙6(塩分量約3g)で炊き、大体7等分にして食べると1食0.5gというところです。 普通の人には薄
味でやゝ物足りないかも知れませんが、そこはまぁ我慢していただきましょう。                    ・

『鯵のタタキ』は鯵のお刺身に生姜、大葉、茗荷の微塵切りをまぶしながら盛り付けました。 ちょっと手抜きでしたが、鯵の
3枚降しはマーケットの魚屋さんにお願いしました。 もちろん醤油と山葵で食って頂きましたが、私は『特製酢だけドレッシ
ング』と和辛子で頂きましたので塩分量は素材本来の含有量0.2〜0.3gというところです。            ・

『鯵の塩焼き』も同じことです。 彼の鯵には塩を振り、私の鯵は素焼きにしました。 もちろん私は『特製酢だけドレッシン
グ』と和辛子、彼から見るとこういう食べ方は少し不思議だったかも知れません。 『鶏皮と筍の姫皮の酢の物』も彼の物には
『らっきょう酢』を使いましたが、私の物は同じく『特製酢だけドレッシング』でした。                ・

結構味にうるさい方ですが、黙々と食べておられましたので、まぁそんなに悪い味ではなかったのかなと思います。 特に『炊
き込みご飯』はかなり大き目な器でお代わりをされました。 こんな風に食べて頂けると料理人冥利につきます。 お酒は賀茂
鶴の大吟醸にしました。 彼はアルコール分解酵素のないタイプの方ですし、私も最近は焼酎メインですからほんの小さなボト
ルにしました。                                                 ・

 

それから様々話しました。 最近サイレントのヴァイオリンを買
ったのだそうです。 さるコンサートの音に感動して衝動的に
買ったのだそうですが、「何とかなりそう。」とおっしゃっていましたね。 『アルハンブラの思い出』を初見でメロディーに
していましたので、そういう音楽の才能があるのか、器用なのか、何れにしても羨まし限りです。            ・

富山のお土産を頂きましたが、続いてこの連休にはフィリピン・エルニド島のリゾートに行かれるようです。 ご夫妻で世界を
股にかけるように旅を楽しんでおられます。 連休が明けたら今度は南国の土産話を頂くことにしましょう。 そして「明日が
早いから」と今回は早めに帰っていかれました。                                  ・






















































4月24日


ボランティア・ガイドが終わりました


今回のお客様はアルゼンチンからお越しでした。 74歳のDadと娘さん28歳。 娘さんはアルゼンチンのトヨタ自販の支
店にお勤めで、広告関係の仕事に携わっておられます。 3年前に転職され、「仕事のやりがいと給与にとても満足している。
」と話されました。 アルゼンチンでは一般車のコロナと高級車のカムリが売れ筋なのだそうです。           ・

ご希望は今日1日で広島と宮島の探訪でした。 短時間でも何とか満足して頂きたい、そう思って『大鳥居クルージング』→『
厳島神社』→『お好み焼きin Hiroshima』→『平和公園・資料館』を提案しご了解を頂いていました。 ところが
前夜になって「昼頃の到着になるが、それでいいか?」と急な連絡が入りました。                   ・


 

まぁ、お客様第一ですから、そこはもちろん「Yes」です。 急遽スケジュールの変更に取り掛かりました。 クルージング
はこの時点で諦めてキャンセル。 12時前の到着なら昼食を済ませて『平和公園』、そして宮島へ向かうのが道筋としてベタ
ーです。 そして当日新幹線にお迎えするとDadが相当疲れているご様子です。 殆ど表情がありません。 これはちょっと
厳しいなぁ。 そこでご了解を頂いて全行程をタクシーにしました。                         ・

『平和公園』内も『原爆ドーム』から『元安橋』経由にショートカットし、『原爆の子の像』→『平和の灯』→『慰霊塔』の見
学に絞りました。 更に『原爆資料館』をパスして宮島に向かうことにしました。 短時間で『原爆資料館』を見て頂くように
考えていましたが、Dadの様子ではそれも無理と見て更にスケジュールをカットしました。              ・

島内の移動もタクシーにしました。 『厳島神社』内には見せ場が多いのですが、どうもDadの反応が鈍い。 最後には回廊
の欄干に腰を下ろし動かなくなってしまいました。 娘さんには一人で潮が引いた大鳥居に向かって頂き、私はDadに付き添
います。 そして時を見計らってタクシーを呼び娘さんを拾って桟橋に向かいました。                 ・

予定が狂いっぱなしのご案内でしたが、取り敢えず『見どころ』だけは押さえながらご案内を終えました。 まぁ、仕方がない
ですね。 なかなか予定通りにいかないこともあります。 こんな中でもいい印象を持ってお帰り頂ければ・・・まぁ、今回は
こんなところで『ヨシ!』としましょう。                                     ・




























































4月20〜21日


『郷里の友人』

「じゃぁ、明日は引き戸を治すことにしましょう。」 前回お出でになったとき、「次は山に登ろうよ。 帰りに温泉に入るの
もいいしね。」と言っていたのですが、「腰が痛くて・・・」という彼の理由と、「こんなものが治せないの? 仕方がないな
ぁ。 まぁ、私の得意分野だからやってあげよう。」という哀れみで今回はDIYとなりました。 サンキュー!     ・

リビングと仏間の間仕切りに重い引き戸があるのですが、1月くらい前からゴロゴロと大きな音を立てるようになり、遂には凍
り付いたように動かなくなってしまいました。 それでホームセンターで金槌と極小のバールを買ってきて、取り敢えず準備を
始めたのですが、例によって「ああでもない、こうでもない」と考えるうちにそのままズルズルと。           ・

「あぁ、敷居がすり減っていますね。 コロもへたっています。 これじゃぁ動きませんね。 すぐにホームセンターに行って
コロとワッシャーを買ってきましょう。 この程度なら簡単に治せます。」 ホームセンターから帰ると早速作業に取り掛かり
ました。 「工具、いいものを持っているじゃぁないですか。 これなら何でもできるはず。 小さなノミはありますか?」・
そして暫くコツコツやっていましたが、「終わりました。 これでどうでしょう。」とコロコロと開け閉めして見せます。 ・

「片づけます。 掃除機を出して!」 その掃除機を見て、「何ですかこれは?」 ホースがちぎれかけたのでテープで応急修
理をしていたのですが、余りのいい加減さに呆れたように、「もう一度ホームセンターに行きましょう。 配線用のビニールテ
ープがあれば綺麗に修理できます。」 そして掃除機まで綺麗に治してくれました。 ボランティアガイド用のスケジュール表
を見ながら、「これだけきちっと整理できる人が、意外な面をお持ちですね。」とニタッ!と笑ったさ。         ・


『そして黄昏亭』

さて久々の『黄昏亭』ですが、今回は20日の夕食、21日の朝食・昼食をおもてなししました。 20日の夕食は『筍ご飯』
『小いわしのお造り』『鰤カマと野菜の蒸し物』『鶏皮と筍の姫皮の酢の物』にしました。 『筍ご飯』はホタルイカ、牛蒡、
干し椎茸、ニンジン、アゲをたっぷり入れて作りました。 ご飯は干し椎茸の出汁で炊きました。 味付けは『菩薩流蕎麦つゆ
』、普通に仕立てた積りですが、彼からするとかなりの薄味だったようです。 私からすると少し辛めでした。      ・

 

『小いわしのお造り』は茗荷、生姜、大葉の微塵切りによく洗って冷やした小いわしを混ぜ合わせました。 もちろんお醤油と
山葵で食べたのですが、後で試してみて酢と和辛子でも結構いけました。 『蒸し料理』は鰤カマ、カボチャ、さつま芋、ニン
ジン、ピーマン、チンゲン菜を蒸しました。 彼はマヨネーズと粉唐辛子、私は酢と和辛子で頂きました。 『鶏皮と筍の姫皮
』はボイルしスライスした鶏皮に姫皮を混ぜ合わせ、茗荷と大葉のスライスをトッピングしてラッキョウ酢で頂きました。 ・


21日の朝食は『フレンチトースト』、『果物』はバナナ、ネーブル、トマトにヨーグルトとシナモンシュガーをトッピングし
ました。 後はコーヒーです。 『フレンチトースト』は前夜にパンを溶き卵と牛乳・砂糖に浸しておきました。 そしてフラ
イパンで焼いてシナモンシュガーをトッピングして食べていただきました。 
昼食は『筍ご飯』を温めました。 それに『手羽
と筍の煮物』と『小松菜の白和え』にしました。 お味はどうだったんでしょうね。 「よくこれだけの料理ができるものだ。
」とは感心していましたけど。                                          ・

 

彼の住まいは鬱蒼とした竹藪と木立に囲まれていました。 退職後、小型ブル(中古品を買ってきたのだそうです)を使って周
囲を切り開き、明るい屋敷に一変させています。 合わせてリホームもし、裏庭にはバーベキュー用の炉まで作ってあります。
今でも広い竹藪は残っていて、筍は採れるし、椎茸も育っています。 お土産は筍と椎茸でした。            ・

マンション暮らしの私にとって、ある面羨ましい環境ですが、気持ちはあってもなかなか行動に移せない私の性格からすると、
やはり今の生活が向いているのかなぁ。 そんなことを話しながら久しぶりに会話のある楽しいひと時を過ごしました。 お訪
ねいただき有難うございました。                                         ・




































































4月16日


筍が届きました

今年も『菩薩様』の従妹からミカン箱1杯の筍が届きました。 ご覧の通りです。 毎年毎年有難いことです。 今年は筍が不
作なのだそうです。 筍の産地としてしられる『真備』(倉敷市)の筍も今年は殆ど店先に並んでないそうです。 「やっとこ
れだけ。」と言っていましたが、それでも結構な分量でした。                            ・

 

早速糠を頂きに出かけました。 それから茹でる準備に取り掛かりました。 先端をとばし、根本も少し切り落として胴体の反
っている側に包丁をいれ、数枚皮を剥ぎます。 寸胴鍋に並べて水をはり、糠を1カップ、唐辛子を2〜3本入れて火にかけま
す。 煮立ったら弱火にして約1時間、後は冷えるのを待って完成です。                       ・

冷えたら皮を剥いで冷水で綺麗に洗います。 姫皮は残しておきます。 従妹は「適当な大きさに切ってフリーザーバッグに入
れ、少し砂糖をまぶして冷凍保存すればいいよ。 うちでは半年は食べるよ。」と言っていましたが、筍好きな私はあっ!と言
う間に食べ切りますから水を張ったフリーザーバッグに入れて冷蔵しています。 隔日くらいに水を代えれば長く持ちます。・

 

今夜は『筍ご飯』にしました。 冷凍庫に『冷凍きざみアナゴ』がありましたので、干し椎茸、ニンジン、牛蒡入りを作りまし
た。 気になる塩分量ですが、『刻みアナゴ』100g当たり0.7g、 そばつゆが大匙2で1g。 2カップのお米で作り
ましたので1食を1/4の分量として、1食当たりの塩分量は0.5g以下ということになります。 随分味が薄いように思い
ましたが、それでも干し椎茸の出汁がよく効いていて美味しく頂けました。                      ・


 

それから『煮びたし』を作りました。 これで白波(鹿児島芋焼酎)をグビグビといただいたサ。 お蔭様で旬の味を堪能させ
て頂きました。 有難う。                                            ・


広響定期

今日は広響4月期定期演奏会でした。 そして広響新音楽監督、下野竜也さんの就任記念コンサートでもありました。 下野さ
んがまだ30代の頃(もう10数年前の事になりますが)ベートーベン交響曲9番の合唱指導をされたことがありました。 そ
のとき『菩薩様』が『第九』の合唱メンバーとして参加しました。 彼女はそれ以来下野さんの熱狂的なファンで、それが私た
ちが交響曲にのめり込んだきっかけになりました。 それ以来何度か下野さんの指揮を拝見してきましたが、ともかく歯切れが
よくて分かりやすい指揮を楽しませてくださいます。                                ・

前音楽監督秋山さんの折り目正しい指揮も素敵でしたが、これからは彼の少し趣の違う野心的な音楽作りを楽しませてくださる
ことでしょう。 その音楽監督としての初ステージに『ブルックナー交響曲8番』をチョイスされました。 1時間半に及ぶ長
大な曲で、曲そのものには個人的に馴染めない面もありますが、それはともかく素晴らしいパフォーマンスを見せていただきま
した。 流石は下野さん、そして広響だなぁと感心しています。                           ・


 

コンサートの後で交流会があり、その中で「広響と広島のために一役買いたい。」と決意を述べておられました。 今回は団員
さんと言葉を交わす機会がありませんでした。 唯一オーボエ奏者の板谷さんと、次回のチャイコフスキー6番『悲愴』を楽し
みにしていますと挨拶を交わしました。 それから広響奏者と感想を語りながら帰路につきました。           ・












































4月12日


早速作ってみました

今朝NHKの情報番組、『あさイチ』を見ていたら、『アサリ』を特集していました。 アサリの掘り方、砂抜きの方法から料
理までなかなか中身の濃い番組でした。 その中に『アサリとトマトの炊き込みご飯』の紹介があって、これはおもしろそうだ
と思い早速作ってみました。                                           ・

「まずアサリを掘りに行かなくっては。」 潮がよいと前の浜で沢山の人が潮干狩りをしています。 「やるんだったらそこま
で凝らなくては!」と若い頃の私だったら思ったかもしれません。 でも潮干狩りは腰に負担がかかります。 後の後悔が先に
立って、流石にマーケットに出掛けました。 きっと前日のものだったのでしょう、半額のものがありました。 これこれ。・

番組の砂抜きに習って1時間塩水に浸し、後に水を切って1時間、これでうまみがグ〜ンと増すはずです。 もっとも私の舌は
そこまで敏感ではありませんけれど。 米1カップに『菩薩流そばつゆ』で少し薄めに味付け、酒も少々加え、中くらいのトマ
トを中心に1個乗っけて周りにアサリをばらまきます。 これでスイッチオン。                    ・

炊き上がったら蓋を取り、アサリの身を殻から外します。 番組に習って身の厚い方から指を滑らせるとなるほど簡単に身が外
れます。 そして全体を混ぜ合わせ完成です。 混ぜ合わせるとき気が付きました。 トマト、それにアサリからも水分がでて
きます。 従って水はもっと控えるべきでした。 少しベターッ!とした感じ。                    ・

もう一つ気が付きました。 これって一体どれくらいの塩分量なんだろう。 水分はお米が全部吸い取ります。 従ってここに
入った塩分は全額我が身に取り込むことになります。 おどろきましたねぇ、アサリ1個大体4g、食品分析表によればアサリ
1個当たり(4g当たり)0.1gということになります。 小さなアサリだったので30個くらい。 そうするとこれだけで
塩分量約3g、それに『そばつゆ』が加わりますからトータルで3.8g、これはかなり厳しい塩分量です。       ・

もっとも一度に全部食べるわけではありませんから半分とすると1.9gくらい。 それにしても高血圧持ちにはかなり厳しい
数値です。 やむなく蒸し野菜の方は殆ど塩分抜きにしました。 肝心のお味の方はというと、決して悪くはなかったです。・
アサリの味とトマトの甘みがとてもよくマッチしていました。                            ・


 

次にもう一度作るとなると、そうですね、アサリはお米1カップ当たり数個、『そばつゆ』をもっと控えてほっこり仕上げとい
きたいところです。 でも冷静に考えれば減塩食としてはやはりハードルが高い料理でした。              ・
















































































4月 9日〜10日


ボランティア・ガイドが終わりました

今回のお客様はニュー・ハンプシャーからお見えになりました。 ボストンの北側に南北に細長い州があります。 その北西部
ニュー・ロンドンというかなりcountry sideにお住まいです。 依頼のメールには84歳とありましたのできっと
ご案内を希望するメンバーはいないのではないかと考えて私が手を上げました。                    ・

「青いキャップで行くよ。」と言っていましたが、新幹線ゲートにお迎えした彼はとても若い。 「ン! 84歳?」と目を疑
いました。 それで早速年齢を訊ねてみたところ、「あれはmistakeで79歳だよ。」ということでした。 それにして
も若い。 まるで私を引っ張るようにスタスタと歩くし、話の内容はclearで脳年齢もとても若いようでした。    ・

ちょっと不思議に思ったので経歴を訊ねてみました。 彼曰く、「ボストンの大学を卒業し、24年間会社でプログラマーとし
て働き、その後高校教師としてプログラミングを教え、またロシアに行き来しながら同じく若者に教えて来たようです。 現在
はインターネットを通じてロシアの高校生に教える傍ら、ボランティアとして週2日近隣のシニアにパソコンの使い方を教えて
います。 またシニアグループでテニスも楽しまれています。 そういう経歴のお方でした。 さもありなんと納得ました。・

とてもtalkativeな方でした。 ともかく話し続けます。 その内容は時に思わぬ方向に飛んでいきました。 例えば
福島原発事故の話しをしていたかと思うと、新幹線の乗り心地に飛び、新幹線の中ではみんな静か、アナウンスも素晴らしいと
と驚き、平和のためには広島からの発信は大事だと主張し、どこにもゴミが落ちていないと感心するという具合でした。  ・

顔を接するように近づいて指を立てながら力説します。 佳境にはいると立ち止まり、更に顔を近づけてきます。 でもこれは
いいですね。 こちらも相手のペースに合わせて乗っていけます。 2日間、ともかく話し続けたという印象でした。 それに
随分発音を指摘されました。 彼が聞き取れないとanother wordを求められ、発音の訂正をします。 「舌をここ
にこう持っていく。 下唇をこのように動かす。 やってみろ!」という具合に立ち止まっては指摘します。 まぁ、これはこ
れでいい勉強になったし有難かったのですが、辺り構わず人ごみの中でやられるのには閉口しました。          ・

こんな具合で2日間を過ごしました。 1日目は『お好み焼き』で昼食を摂っていただいた後『平和公園』、『広島城』の外観
を見て頂き『縮景園』とご案内しました。 平和資料館では一つ一つの展示物をしらみつぶしにチェックされました。 時間は
十分にありましたから、ここはじっくりと見ていただくことにしました。                       ・

 

2日目、潮に恵まれましたので、例によって『大鳥居遊覧航路』で壮大な平安絵巻を楽しんでいただきました。 背景はおりし
も満開の桜に彩られ、一層趣をたたえていました。 厳島神社では丁度結婚式が始まるところでした。 「いや、以前他で見た
ことがあるからいいよ。」とおっしゃっていましたが、だんだんと引き込まれたようで、三々九度の後で「もうそろそろ」と促
す始末でした。                                                 ・

『大聖院』をご案内し宮島口駅にお送りしましたが、とても印象に残るご案内になりました。 ご案内に当たっては昼食と交通
費はお客様持ちということになっています。 いつもご案内の最後に支払いをお願いすることにしていますが、「換金が間に合
わなかった。 これで足りるか?」といってドル札で交通費を渡して去っていきました。                ・
































5月 6日


ボランティアガイドが終わりました


イタリアからヤングガールがお見えになりました。 イタリアのどこなのか?・・・聞き漏らしてしまいました。 少なくとも
ローマやミラノではなかったようです。 前もってI’m an Itarian young girl.とご自己紹介して
くださいましたが、一体何歳の方なのだろう? それは流石に聞くに憚りました。 イタリア国内の生命保険会社に7年間勤め
ているということ、それにアイルランドで2年間働いたといいますから類推するに三十路には入っているようにお見受けしまし
た。 陽気で矢継ぎばや、徹底したマイペース、決して悪びれない、好奇心旺盛、こんなイタリア人の特徴?をよく備えた方で
した。                                                     ・


早朝に京都を発ち、夜には京都に戻られます。 その間に広島と宮島を訪れるとなるとなかなかハードなスケジュールです。・
可能なら広島か宮島に1泊し、広島で1日、宮島で1日、これなら存分に見どころをお楽しみいただけるのですが、先様にも予
定がありますからなかなかそうもいきません。 広島では縮景園も広島城も諦めていただき、平和公園・原爆資料館、それにお
好み村で『お好み焼き』を楽しんでいただきました。 「なんでも食べます。 食べることが大好き。」といっていましたが、
蕎麦入りのベーシックなお好み焼きにイタリア人らしく『タコ』をトッピングして美味しそうに食べておられました。   ・


 

前後します。 事前学習をされていたのでしょう、平和公園では『原爆の子の像』のストーリーをよくご存知でしたし、オバマ
前大統領の訪問のことも説明するまでもなくよくご存知でした。 また遠慮がちに「広島の人々の原爆投下に対する感情はどう
なのか?」と質問されたりもしました。 原爆資料館では見学の後でボランティアがやっている『折り鶴』体験に興味を持たれ
完成品を大切そうに手帳に挟んでおられました。                                  ・


 

今回は宮島口まで路面電車で移動しました。 市の中心部から広島駅まで市内電車に乗り、JRに乗り換えて宮島口まで行くの
も路面電車で向かうのも待ち合わせ時間などを考慮すると余り違いはありません。 もっとも運賃の方は差し引き100円ほど
お高くはなります。 ただ気分的にはまどろっかしい感じがします。 それに話に口を挟みたがる無礼な輩もいたりします。・
そういう面では椅子で仕切られているJRの方が閉空間となって私としてはやりやすい。                ・


午後からは雨になりました。 桜の時期は曇りや雨が似合います。 特に『千畳閣』から『厳島神社』越しに見晴らかす『多宝
塔』方面の景色にはご案内しているこちらも惚れ惚れしました。 私が撮ったこんな写真を見ながら、「あれもこれも、いやい
や全部送って欲しい。」と懇願されました。 雨の日は背景から桜ががくっきりと浮き立ちます。 そうは言っても案内する立
場だとやはり雨は厄介です。 カメラを向けたり、資料をお示しするのにも手間がかかりますし、その都度傘を閉じたりさした
り、施設内を持ち歩いたり、こんなことに苦労をします。                              ・

 

『厳島神社』では花嫁さんもご覧いただけました。 ちょっと困ったのは『卒塔婆石』の説明でした。 ここは大抵スラリと通
り抜けるのですが、いきなり「この石は何を意味しているのか?」と質問がありました。 いきなりの質問にドギマギ、でも「
清盛の弟が反乱を企てたという疑いで遠くの島に流された。 弟は遠くの地で母が恋しい、京都が恋しいという短歌を作って1
000枚の卒塔婆を海に流した。 その内の1枚がここに流れ着いて、そのことを知った清盛は弟を許した。 そういう故事が
ある石だ。」と説明し何とか納得していただきました。 ともかく何にでも興味津々の方でした。            ・

本殿にはニ礼二拍手一礼の神道マナーでお参りしていただき、恒例の『火焼前』『高舞台前』で記念写真を撮って『大聖院』に
向かいました。 『大聖院』ではいつも石段脇の『五百羅漢』、観音堂地下の『戒壇巡り』、『摩尼殿二階からの景色』を楽し
んで頂きます。 基本的にそれ以外はご案内しません。 信徒ではありませんから彼らにはこれで十分、これがこの寺の見せ所
だと思っています。 やはり今回のお客様もいたく感動され、どうにも離れがたいご様子でした。            ・

今日の内に京都まで戻られますので新幹線構内までお見送りし、乗り場の位置までお示しし帰路につきました。 ところどころ
分かりにくい言葉があり聞き返したり確認したりしましたが概ね言葉は通じているように思いました。 発音は比較的ジャパグ
リッシュに近かったと思います。 こんなことで今回も無事にご案内を終えました。                  ・


















































4月 5日


久々の山(弥山)歩き

孫にせがまれて弥山に登ってきました。 私にとっても久しぶりの山歩きでした。 前回はいつだったっけなぁ、ブログを遡っ
てみると昨年の9月23日以来で、実に半年ぶりでした。 遠ざかっている理由なんですが、だんだんと身体が固くなってきて
とりわけ下りで膝痛に悩まされるようになってきました。 体力を維持すには適度な山歩きはとてもいい運動だとは思いますが
やり過ぎては何にもなりません。 最近は週3回くらいの平地歩きに徹してしています。 ただ、私の通常コースの途中に12
0段の階段があって、これを連続10往復、これで足腰の筋力を維持するように努めています。             ・

ところで若い奴らはともかく元気です。 2人とも今年から小学5年生、疲れを知らない年代です。 一方私はというと、何だ
かんだといっても筋力も体力も下降線、ともすると暴走しようとする2人を引き留めておくのに苦慮しました。 まだ山歩きの
危うさを知りませんから、目を離すととても危険、特にこの2人が一緒になると何をしでかすか分かりませんから。 預かった
以上はそれなりに責任があります。                                        ・

10時に宮島口駅で落ち合うことにしました。 お弁当は娘が準備してくれました。 念のために雨具も準備させました。 そ
して予定通り『もみじ谷コース』を登りました。 連れがいるとそれなりに気も紛れて順調に歩が進みます。 途中数回水分補
給をしましたが、案外スムーズに登れました。 久し振りなので少々心配ではありましたが、まぁ平素の階段登りの効果もあっ
たでしょう。 ロープウエーからの合流点でお昼のチャイムを聞きましたので、ここまでで1時間余りというところでした。・
まずまずのペースだったと思います。                                       ・

 

靈火堂で暫く休み、頂上に至りました。 花曇りでしたが、眺望はまずまずでした。 展望台から周囲を眺めていると、スラリ
と背が高く品のいい女性が妙に親しそうな眼差しで近付いてきましたので、「どちらから?」とお訊ねすると、「フランスから
」といいます。 いろいろお話しすると娘さんが京都大学に留学されているのだそうで、これから九州を旅行し京都に戻るのだ
そうです。 どうしてお話しすることになったのかなぁ。 ひょっとすると、私自身が変わって来ているのではないか、外国の
方からみて話しかけやすくなってきているのではないかとそんなことを思ったことでした。               ・

風が出て冷え込んできましたが頂上で昼食を済ませて『大聖院コース』下りました。 今日はストックを持参し、これを使いま
したので膝への負担は比較的少なかったと思います。 特筆するほどの痛みは出ませんでした。 ただ、自分でも如何ともし難
し、ストックの扱いとへっぴり腰には我ながら閉口しました。 全般に柔軟性を失っているのだと思います。 『山歩きは山で
しか鍛えられない。』 さてこれからどうしたものでしょうか。                           ・