最後のレッスン
今日英語のレッスンを2コース受けました。 そしてこれがNOVAでの最後のレッスンになりした。 思えば長い旅路
でした。 ほとんど初心者状態から始まりましたので、今になって思えば「よくここまで来たなぁ」という実感です。・
一番苦しかったのは、今のレベルの1つ前、『レベル7』に上がってからの5年間でした。 それまではとんとん拍子に
進んできたのに、このレベルになってからは本当に長いあいだ停滞し、成長が全く実感できませんでした。 「よくぞ投
げ出さなかったものだなぁ」と思います。 ・
しかし、思えばその間にポタポタと落ちる滴が器に溜まっていくように、私の内側に僅かづつの積み重ねができていたの
でしょう、2年前にMr.Texanの『特別講義』を受けてから一気に花開いた感じがします。 彼を講師に選んだの
は、彼の英語が一番聞き取りにくかったこと、従って彼の英語が聞き取れるようになれば或は苦手なリスニングを克服で
きるのではないかと考えたからでした。 ・
それに彼の教育に熱意を感じてもいました。 なかなか手厳しかったです。 だいたい週に2回(1回2時間)の講義を
受けたのですが、そのたびにテーマが与えられました。 テーマはインターネットから彼が指定し、次回にそれに基づき
ディスカッションするという形をとりました。 たとえばアラモの戦いとヒューストン将軍、キング牧師と人種差別、中
国のシャドーバンキングの構造、といったようなかなり難解で長文のものでした。 ・
従って次のレッスンまでに読み下すのがまず大変でした。 そしてそれに関して自分の見解をまとめておきます。 レッ
スンでは辞書を使わせません。 ともかく自分の知っている言葉で何とか説明し尽すというレッスンの繰り返しでした。
最初の1か月は進歩が実感できず、スタッフにもそのことを告げていたのですが、彼は「ダイジョウブ」と全く意に介し
ていませんでした。 こんなレッスンを通じて、結果的にまだまだ不十分ながら、何とかコミュニケーションがとれると
ころまで導いていただきました。 ・
これからは自学自習になります。 インターネットを使ってリスニングとシャドーイングに取り組み、更にスキルアップ
を目指したいと思います。 問題は一人で頑張り通せるかどうか、生来の怠け者ですからねえ。 幸いなことにNOVA
を離れてもMr.Texanとの交流は続きます。 7月の初めには近場で登山、天候によっては我が家で『メキシカン
ライス』と『タコス』を作ってくれます。 何といってもネイティブとの日常的な会話が一番の助けになります。 ・